ヨーガ療法の抄録集が送られてきました

７月７日に行われた、ヨーガ療法学会の症例集が送られて来ました。






私達は前回の北海道での発表でした。

このように、



色々な疾患を持った方を対象に、ヨーガを行い、どのように
心が肉体が変わっていったかを症例でまとめます。
インドでは医療とヨーガが１つと考えられています。

色々見ると本当に色々な疾患があるのに気づきます。
お勉強して修行です。

ヨーガ（馬車のお話）

今日は久々にヨーガのお話です。
ヨーガ療法を終えてから、自身での勉強を続けなくてはいけないので、
書き留めておこうと思います。
私も、このようなヨーガの智慧に出会わなければ、考え方の幅が
狭かったと思います。
今日は馬車のお話です。



「真の自分とは、馬車の中に座っている主人である。人間の身体とは車両である。馬車の御者とは理智（外からの情報を判断する心理器官）である。車両と馬た ちとをつなぐ手綱が意思（外からの情報を理智に伝える心理器官）である。（眼や耳や皮膚や手足や生殖器など１０種類の）感覚器官が馬たちである。これら感 覚器官が追い求めるのが、馬が走る道というものである」　　
（カタ・ウパニシャッド第３章３，４節）


そして次のように人生を生きれば上手に生きれるよと教えています。


「もしも、その人間の（感覚器官である馬たちにつながる）手綱である意思が落ち着いた働きをせずに、御者である理智が正しい判断力によってこの手綱をコン トロールしていないと、その人間の感覚器官である馬（眼、耳、舌、手足、生殖器など）たちは暴れ馬のように暴走しはじめる」
（カタ・ウパニシャッド第３章５節）
と、このように教えています。

「真我（アートマン）を車中の主人と知れ。身体（シャリーラ）は車輌、理智（ブッディ）は御者、意思（マナス）は手綱と知れ。諸感覚器官は馬たちであり、感覚器官の対象物が道である。真我と感覚器官と意思が一つとなったものを、賢者は享受者（ボークタ）と呼ぶ」　



何時も心を静かに落ち着かせ、きれいにさせ、暴走させないようにさせていることなのだよ、 という教えです


今現在、世界保健機関(WHO)が言う健康とは？

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たさされた状態にあることをいいます。

そして、「健康とは、肉体に病気がないという状態だけで なく、心の面でも、社会における人間関係の面でも健やかであるばかりでなく、スピリッチュアルにも健やかな状態を言う」
ということも議論されています。

スピリチュアル。
ヨーガで言うと、真我になります。


ヨーガと言うのは、単にヨーガのポーズ、体操だけではありません。
呼吸法も瞑想も、そして食生活から生活全般、ものの考え方、
行動の仕方までその範囲に入ります。

やはり、ヨーガ、スピリチュアル＝生きること
に繋がってきます。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
すべての人たちが幸せになりますように・・・
namaste

ヨーガと共に生きる

最近ヨーガに癒され、指導もそうですが、
自身のヨーガもとても楽しい日々です。
これを仕事に出来たことに感謝の
気持ちが出てきます。
そんな時にこんな素晴らしい文章に出会いました。
シェアさせて頂きます。


丁度、桜が満開に咲いていたときです。


桜は咲き誇っています。桜は生きる場所を選べない。
ただその環境で与えられた
“いのち"だけをめいいっぱい生きている。

今日のクラスはヨガの練習がこの桜の様に、
自身に与えられた、
この時間を満たす為に、私たちはマットの上にいます。

満たすとは
「貴方にとって丁度良いバランス」を見つけることです。
そして全てを満たすための時間が終われば、
桜は来年に向かって舞い散ります。

シャヴアーサナはそんな儚くも始まりの希望に満ち溢れたポーズ。
散る前にやり残したことを悔やまないように、十分に動き、
今を感じ自分の道を生きたからこそ、
このポーズはより深いリラクゼーションへと導いてくれます。

最後はみんながとても幸せそうな顔をして座り、桜の花びらの様に柔らかい手の平を
自分のハートに添えている姿を見ました。
十分に動けることに、与えられた環境に、そして大切な貴方の人生を生きれたことに
手を合わせるヨガの練習。
きっと幸せは今、この場所から広がるんだとみんなが教えてくれます。

いつも一緒にヨガの練習をしてくれてありがとう。


こんな素敵な文章に出会いました。
ヨーガの練習は、いつも私に色々な気づきを与えてくれます。
肉体から、精神から、プラーナヤーマ（呼吸）から。
魂から。

統合に向かうための練習。

この人生で、ヨーガに出会えたこと。
感謝致します。
内なる真我に敬意を示します。
namaste

この世は幻

ヨーガの教えでは、この世は幻と説いています。
ヨーガを始めた頃は、わかりませんでしたが、ヨーガを重ねるにつれて
段々理解できるようになりました。



この世、つまり目に見える世界は絶え間なく変わる、幻。
すなわち、マーヤです。
（ヨーガの教え）

過去は記憶であり、「今」ということしか存在しません。

例えば、暗いところを歩いていると、縄の切れ端を蛇と見誤ることがあるように
、無知の闇の中では見かけだけのものを
本物と見誤ってしまいます。
真実の世界の上に、自分の幻を重ねて見ているからです。

過去は記憶であり、あるのは「現在だけ」です。
昔、法事の時に、お坊さんが言っていました。

この世は無常の世界だと。

色々なものが変化していきます。
だからこそ今しかないのです。
ヨーガでは、無常を超えたものがあります。
ばらばらの個我（アートマン）と、
絶対的すなわち純粋意識（ブラフマン）とをふたたび結合させることです。











最近本当にヨーガが凄く好きになりました。
自分さえあれば、ヨーガはタダ、無料でできます。
この世は幻。
今を一生懸命に生きて。
私の真我に敬意を表します。namaste

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

幸せは自分で掴むもの

岡山で７月にヨーガ療法学会の学会発表があります。



今年のテーマは
「自然治癒力を高めるヨーガ療法」
病は自分で作ったもの、病は自分で治すもの


自分で自分を意識化することにより、
自己を見て病を治す。

最近また勉強し直しています。








改めて、ヨーガに巡りあえて良かったなぁと思います。

自分の人生は、自分が作り上げていく。
幸せは自分で掴むもの。
そう思います。


いまここに「有ること」に、色々な皆様の
おかげをもちまして、生きていることに感謝致します。
本当にありがとうございます。

namaste