見出し画像

のほほん書斎(日高茂和)

昭和100年・来年は昭和改元から100年目

SNSには昭和をテーマにした投稿グループや昭和やそれに関するものに特化した投稿をするアカウントがいくつもあり、それに心惹かれる人の楽しみになっている。私もフォローしたり、それに類する画像を投稿して楽しんでいる。
昭和改元から来年100年になる現在のひとつの回顧(懐古)現象であろう。
私が生まれたのは昭和38年。敗戦から18年後、日本国憲法施行から17年後の軍部圧政の委縮硬直社会から自由回復した小学一年生が高校を卒業したくらいの新たな高揚の時代に生まれ育ち社会に出た。
10歳の頃の昭和48年に1ドル360円の固定相場制から変動総相場制に移行して今日の円安現象だが、それでも固定時代の半分以下。日本の生産品を為替を反映した価格で買ってくれた海外の人たちに軍人官僚が唱えた国民総玉砕の道を歩んでいた自滅寸前の国は復興を助けてもらったとも考えられる。
20歳のころの昭和58年にはディズニーランド開園。豊かさあっての夢の国が登場。バブル期に向けて当時の大人は働きに働いた。私も、質はともかく時間だけは長く働いた。昭和天皇が崩御され平成へ改元した昭和64年はバブル真っ只中で24時間戦えますかのコマーシャルが流れていた。世の中ちょっと変な時期だったと当時から思っていたが今でもそう思う。
まだ還暦ちょい過ぎの年齢だが、生まれた昭和から三つ目の元号のもとに生きていて、こうしてその時間を振り返ることができていることをありがたいことだと感じている。



名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ひとりごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事