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見終わって、検索雑学して知ったが、記録的な大ヒット作で、テレビでも何度も放映されたらしい。
南極に、寝食と命をともにした犬たちを置き去りにしなければならなかった健さんと渡瀬恒彦の心の苦しみを、平家物語で、平敦盛を逃がそうとしたが状況がそれを許さず泣く泣く打ち取った熊谷次郎直実の
「哀れ、弓矢とる身ほど口惜しかりけるものはなし。武芸の家に生まれずば、何とてかかる憂き目をば見るべき、情けなうも討ち奉るものかな」 の心情に重ねてしまった。
「哀れ、動物を使う仕事をする身ほど口惜しかりけるものはなし。この職業に就かずば、何とてかかる憂き目をば見るべき、情けなうも置き去りにし奉るものかな」・・・・・
直実は、物語においても、史実としても、戦のあと出家して仏門に帰依している。
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