のほほん書斎(日高茂和)

頼もしい奴

同僚の若い衆に頼もしい奴がいる。

昼休みによく本を読んでいる。

ある時、どんなジャンルを好んで読むかを聞いたら何でも読むという。

最近、本の整理をはじめて、生涯もう一度読むことはないだろうという本を少しづつ処分しているので、彼にもらってくれるかと聞いたら、喜んでもらってくれるという。

かれこれ数十冊をもらってくれた。

たまに「今○○を読んでます」なんて言ってくれる。

一般的に、読書には人それぞれの興味や必要があって、読む本を選ぶし、興味のないものは読もうとしないものだが、来るものは拒まずに平らげてしまおうという姿勢は頼もしい限りである。

二十代前半の、頼もしい奴である。

彼のこれからが楽しみである。
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