朝ご飯を食べた後に、どうしてももう一口ご飯を食べたくなって、ご飯だけを一口追加で口に入れた。
お米だけなので、たまには徹底的に噛んで味わってやろうと思い、じっくりと噛んでみた。
すると、じょじょにつきたての餅の味がするではないか。
そして気づいたのである。餅の味は米の味だったのだと。
あたりまえのことを再発見した。
私は、つきたての、ふわふわでふかふかした餅が大好きなのだ。
やや固くなった餅に何もつけないで食べるのも、餅らしい味がして美味いと思う。
味わうということは、その対象をよく噛みしめてこそ、その持ち味がわかってくるもののようだ。
心すべし。
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のほほん書斎
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絵月夜
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