子供の頃、特にアラなどの骨の多い魚の煮付けを食べる時に、「磯辺でさらしたように食べよ」と躾けられた。
磯部=波打ち際で水で洗い流したように、骨についた身を残さず食べなさいという
意味だ。
生き物の命を頂いて生きているという感謝の念を忘れるなという、まさに「食育」の実践だった。
当時は「食育」という言葉は使われていなかったと思うが、日常のいろいろなことを通して、当然のこととして正しい食べ方、むだの無い食べ方、体に良い食べ方が伝えられていたのだと思う。
また、教えどおりに上手に食べることができるのは、オトナへの第一歩で、うまくやりとげて褒められるのが嬉しくもあり誇らしくもあった。
これからも魚を食べる時は、箸をマメに使って、丁寧に美しく、「磯辺でさらしたように」頂きたいと思う。
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