役人だか教師だか、地域の顔役だかが、選挙の宣伝カーみたいに車で流しながら、
拡声器を通してにこやかな声で、すれ違う人に
「おはようございまーす」
とやっている。
実にうるさく、わずらわしく、おせっかいともでしゃばりとも感じられ、私にはノイズである。
誰もヘンだとは思わないのか、私には不思議でしかたがない。
ヘンだと思ってもたぶんいっしょうけんめい黙っているのだろう。
耐えて耐えて耐えているのだろう。世間から変人だのへそ曲がりだのと呼ばれたくない同調美徳力を発揮して。
・・・・・・
そもそも「挨拶運動」なのだそうだ。
拡声器ごしに、さも「ワレは世に正しい挨拶を広めんがために指導するものなり」とばかりにわめくことが「挨拶」なのか。
「挨拶」とは、双方向的な、人と人が向きあって成立させるコミニュケーションではないのか。
朝からあの拡声器の挨拶街宣が耳に入るたびに、疑問が湧いてくる。
私にはノイズのこの騒音に、BGMが加わらないことを願う。
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