行政がやたらカタカナ言葉を使うのにはうんざりするとともに、誤解や不便を経験したことさえある。
この国に暮らす誇りをもって胸を張って可能な限り日本語を使うのが望ましいと考えている。
さて、誰が言い出して定着したのか知らないが、ライフラインというカタカナ語が気に食わない。
「電気ガス水道」。発音しにくいことはないではないか。なんのことだかわかりやすいではないか。
言葉の普及定着には放送や出版やウエブ媒体の力は絶大だ。
ニッポン放送のあるアナウンサーは、閣僚や国会議員の海外訪問を一般的な外遊という言葉を使わずに海外出張と表現する。考え、行動している人だなと思うとともに好感をもつ。
一語からでも、言葉のよいあり方の追求を絶大な力には期待する。