平成という時代という切り口でいろいろと語られることが多い御世代わり間近な日々だ。 ワタクシ思うに、平成期の時代変化のひとつは、日本人が死後の世界、またそのたとえとして「あの世」とか「極楽」とか「浄土」と言わず「天国」と言うようになった時代であると感じる。 かなり多くの日本人はお寺とかかわりを持ってきたが、日本仏教的死後の世界観の伝承が終わりつつあるのであろう。