夏目漱石を月に一作読むシリーズの今月は「草枕」。 まだ三分の一しか読んでいないが、東洋文化を独自に発展させた日本文化のエッセンスに漱石が携わった西洋文化のソースをからめたりして、風趣に富む「精神遊戯」という文字の絵を味わう。