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のほほん書斎(日高茂和)

お寺でジャズと声明(しょうみょう)

昨日、長崎県の川棚にある日蓮宗の常在寺で行われた小國雅香トリオ+田口悌二ライブに、僧4人が加わり近年の自然災害犠牲者供養のための声明(しょうみょう)とコラボしての演奏があったが、マッチするマッチする。溶け合う溶け合う。
1000年前から比叡山などの修行道場で奏されてきた声明や鐘の音が、現代の創作を展開していく音楽(ジャズ)と融合し、心に響くものがあった。陀羅尼という梵音の経文の場面には興奮と高揚があった。
今を生きる人間に対する仏教者の働きかけはソーシキブッキョーではなく、仏の世界からのメッセージを感覚にうったえるかたちで伝えてくれた。またの機会がたのしみである。
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