「ことばおじさん」こと梅津正樹アナウンサーが、日本語の語源や使い方を解説する番組だ。
梅津アナの、金田一秀穂教授のような、言葉は時代とともに変化していくものといったソフトな立脚点に立つ解説が、押し付けがましくなく好感がもてる。
この番組のおしまいの方で、「アナウンサーの方言ファイル」というコーナーがある。
NHKのアナウンサーたちが交代で出演し、出身地の方言でお国自慢をするという趣向のコーナーだが、これが実に興味深く、面白いのである。
NHKのアナウンサーといえば、どちらかといえば硬いイメージがあり、「標準語」なる日本国の公用語を話す、東京の山の手育ちの紳士淑女という先入観が小生にはあるのだが、だからこそ、そのアナウンサーたちがそれぞれの出身地の方言で話すのが、とても意外性があって面白いのだ。
先日は、さわやかな笑顔がかわいらしい首藤アナウンサーが、故郷の愛媛の言葉を紹介していた。
NHKは、製作期間三年をかけて、司馬遼太郎の「坂の上の雲」をドラマ化している。
この、日露戦争のころの、三人の愛媛出身の男達が中心となる壮大なドラマに、せっかくだから首藤アナウンサーを、短い出番でもよいから出演させて、ネイティブな愛媛の言葉を披露してもらったらいいのに。と、切にそう思うのである。
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