のほほん書斎(日高茂和)

追悼・本田竹広

ジャズピアニストの本田竹広さんが昨日亡くなった。享年60。
今、1974年録音の彼のリーダー作を聞きながら私なりの追悼をしている。
ジャズという音楽は、特に演奏者その人に固有のスタイルが大きな魅力であるだけに、ミュージシャンの死はその人固有の音楽も帰らぬものとなる。
若いころ本田さんは、日本人がジャズを演奏すること、また極めることができるのかということに苦悩したという。今、聞き返して思う、本田さんの音楽は日本人がつくった、日本人による日本人にしか表現できないジャズであったということを。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「のほほん所感」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事