写真の茶碗はダイビングをする友人が長崎南部の海から引き揚げたものです。
江戸中期より波佐見で大量に焼かれ、庶民が磁器碗でモノを食べるという食文化の変化に大きく影響を与えたもので、通称「くらわんか碗」と呼ばれている茶碗の典型的なものです。
ビーチ・コーミングという趣味がありますね。海辺で漂着物をテーマに沿って収集するという遊び(研究)です。波佐見や有田の川では、大雨の後などに、昔の窯跡から流れ出た陶器のカケラが見つかるそうです。まもなく暖かくなってきます。今年は有田焼や波佐見焼の陶片を集めに、リバー・コーミングにチャレンジしてみましょうかね。
それにしても、海底に眠っていたくらわんか碗は、どうしてそこにあったのかをいろいろと想像すると、いろんな物語が浮かんできます。
※陶片のことを、有田や波佐見の方言では、ベンジャラとかベンザラとか呼んでいます。
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hiro
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