のほほん書斎(日高茂和)

マイナーリーグ

家内の実家の近所に、ディスカウント型の食品スーパーがある。

個人経営の小型スーパーである。

その店には、時おり「賞味期限いついつまでの品」と表示した特売商品が出ているときがあり、メーカーが設定した賞味期限をPOPに明示しての販売をしている。

なかなか珍しい販売方法だが、立派な見識だと思う。

条件に納得して、まっとうな売り買いをするのがオトナのやり方である。

そこでこんなことを考えた。

店舗名「マイナーリーグ」である。

この店は、テレビでコマーシャルをやっている企業の商品は、例外を除いて扱わない。

宣伝代や高い給料に回っている分の儲けを商品代に反映して安価に提供するというもの。

各地には、いろいろな食品メーカーがあって、いろいろな製品が作られている。

飲料やカンヅメなどの、しかるべき設備が要りそうなものも、けっこう作られているのだ。

また、社名は知れていないが、メジャー企業の製品を作っている黒子のようなメーカーも地方にはいろいろと存在する。
そうしたメーカーのオリジナル商品がある場合は、品質はメジャー企業の商品と同等品ということになる。

しかし、世の中にはCMに弱かったり、信用の目安を内容表示よりも有名か否かに求める人も多いから、商売としては成立しないかもしれない。

しかし、こんな店があったらいいな、とマジメに思ってしまう。

もし近所にできたら、喜んで利用する。
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