酒税の納入に意欲的に取り組んでいるなかで、酒を買うときのレジで年齢認証タッチをするのが実にバカバカしいといつも思う。
白髪にして頭頂部禿頭の翁にそれを求めるというのも日々進行する管理社会化のあおりであろう。
ほとんどの店は液晶に触れさせるが、県をまたいでかなりの店舗数のある某店ではA3くらいのパネルに指ささせるという、やるのが恥ずかしくなる儀式を通過しなければ酒税を納入できない。漫才ネタとして通用しそうな滑稽さだから、装置が整備されないうちに誰かに動画を記録してもらおうかと思っているぐらいだ。
すでに開発されていて導入されているかもしれないけれども、AIによる顔認証かなんかで自動判定をしてくれたらありがたいのではあるが、進化し過ぎて医療情報とヒモづけられて、レジで足止めされて「判定の結果飲酒が引き起こす問題が危惧されるので販売制限をいたします」なんてことになったら、困るな。