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のほほん書斎(日高茂和)

九州オルレ嬉野コース歩いてきました

嬉野の、吉田の窯元の集落にある吉田焼窯元会館を出発して、吉浦神社の裏山から、広大な茶畑、22世紀アジアの森から轟の滝、嬉野川の遊歩道を通り温泉街までの約12キロのコースを歩いた。
仕事柄、吉田の窯元には何度も来ているが、そこからすぐ近くの吉浦神社の裏山に、昔の人が作った長い石段があり、巨大な岩が自然の祠(ほこら)となって何体もの石仏をまつっている場所には、これはもう世界遺産!と感心するぐらい未知との遭遇だった。
これまで「森」という場所にも縁がなかったが、歩いて行ける場所に整備された森の遊歩道があるのも新鮮な驚き。舗装された道と違って、堆積した枯葉の弾力性のある土の感覚が気持ちよかった。ラストは家のすぐ近所の川沿いの遊歩道に出るのが私には特典だった。
道中、このコースの企画からルートの開拓、整備の作業にあたった嬉野市の職員の方の話を聞けたのも、心に残るものがあった。
よくぞこのようなカラダにもココロにもよいことができるプランを作り上げてくれたと賞賛したい。
さすがに疲れたし、汗もかいていたので、帰ってすぐに近所の温泉宿に行って入浴。心地よい休日となった。
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