上海帰りのリルです。

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パラパラと炭坑節

2005-01-04 22:32:47 | 日本語の授業
 タイトルを見て、「今日から授業じゃなかったの?」と思ったあなた、
そうなんですよ。そうなんですけど、踊ってしまいました。

 午前の会話クラスの出席者が休みあけのせいか、少なかったのね。休み明けのせいかしら。在籍33人のところ15人しかいないんだもの。

 で、まず、顔のケガを見せて、ツルツルの道ですべって転んだ話をしました。転んでから、部屋に帰るまでの間、それはたった5分ぐらいなんだけど、その間、自分の顔がどうなってるのか考えると、心臓が「ドキドキ」どころじゃなく、「バクバク!」しました…っていうのを身振り手振りを交えて語ったところが、けっこうウケました。

 そして、雪は上海でも珍しいと思うから、「雪が降った日にしたこと、あったこと」を5分ぐらい考えさせてから、ひとりずつ発表してもらいました。

 雪だるま、雪合戦、手がかじかむ…など、関連語句を入れながら。

 ほとんどの学生の話が「雪だるまづくり」と「雪合戦」でしたけどね。「けがをしたときの話」とかにしたほうが、インパクトのある話が聴けたかも。(まぁ、それはまた別の機会にとっておくことにして。)

 それでも45分まるまるあまったので「どうしようか?」と言ったところ、あのカラオケグループのひとりが「先生、パラパラを知っていますか?」と。「見たことはあるけど、踊ったことはないです。」と答えたら、「じゃあ、私達が教えてさしあげます。」と言って、みんなでパラパラ教室の始まり!!「イー、アル、サン、スー」と始めたところ、「ちょっとちょっと!一応日語会話クラスだから日本語でお願い。」と注意したら、「いち、に、さん、スー」と、ときどき間違いながらも日本語でカウントとりながら、教えてくれました。ほら、私、趣味でミュージカル女優だから(^^;3回ぐらい繰り返したら、けっこう踊れるようになりました。

 続いて、「じゃあ今度は日本の踊りを教えましょう。」と言って、盆踊りの説明をして、黒板に「炭坑節」ってタイトルと「掘って、掘って、また掘って、担いで、担いで、あと戻り、押して、押して、開いて、ちょちょんがちょん。」と書く。

 初めに、「ちょちょんがちょん」の手拍子を練習して、「掘って、掘って…」の動作を練習。それから全員で円を作って、教室内を「掘って、掘って…」と唱えながら踊ってみて、最後は私の「月が~!」の歌に合わせて踊りました。

 なんかもうやり過ぎですよね。このブログを大学関係者が見ていたら、どうしよう…。でも、学生達は真面目に「掘って、掘って…」をノートに
とっていたりする…。

 さらに、残った時間で、学生達のリクエストで、アニメ「一休さん」の
主題歌を日本語で黒板に書いて歌う。歌詞を空で覚えてる私…自分でも
あきれちゃう。ついでにエンデイング曲も「母上さま~、」って歌いました。この歌好きなんですよ、私。途中の歌詞「さびしくなったら、話しに来ます、ね!」の「ね!」のところを学生が気に入っていました。

 「はい、じゃあ来週はちゃんと勉強します。」と言って、「起立!礼!」で授業を終わりました。いやー、これはほめないでくださいね。
遊びすぎた…と反省しています。今回だけですけどね…だと思うなぁ…きっと。