上海帰りのリルです。

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架空の名所

2005-01-18 21:53:28 | 日本語の授業
 二年生の会話の授業。教科書のトピックは「北京の名所」

 教科書の会話を読んで、語句の説明をしたあと、いつものように
3、4人のグループに分かれて、会話をつくり、みんなの前で発表。

 「○○の案内」という会話は以前にも作ったので、今日は、ひとりが案内役、その他がお客さん…そのお客さんの中に私も混じるということにしました。

 最初「上海の名所」の案内を…と言ったのですが、前にそれをやったことがあるグループは「つまらない」と言うので、他の場所でもいいことにしました。

 そうしたら、「伝説の場所」を案内してくれた男子グループがありました。「あれが、伝説の橋です。」「ここには、昔ハーフエルフが住んでいたと言われています。」…ってね。会話製作中にひとつひとつグループを
まわって質問したとき、「それは、ゲームの世界の話?」って聞いたら、
なんか気まずそうに「あ、はい…。」って言っていました。

 教科書に「○○にまつわる伝説」って言葉が出てくるんですよ。だから、その伝説って言葉からひらめいたのが、ゲームに出てくる場所だったのかな?グループ内で全員が知っているところとして話せる場所がゲームの中に存在するっていうのは面白いね。私はコンピュータゲームってやったことはないんだけれど。

 もうひとつ 宇宙から地球を眺めて「あの青く美しい星はなんですか?」なんていう女の子グループもありました。

 もちろん、ふつうに上海の名所を案内するグループのほうが多かったんですよ。お客さんのひとりとして、会話に参加して、「ふーん。」とか
「そうですか。」とか、相槌をうつと、学生達も喜ぶので、面白かったです。で、質問すると困っちゃう学生もいたけれど。

 何度も書いていますが、この日記を読んでくださってるあなた!
上海にお越しの際には、ぜひご連絡ください。
こんな学生達が面白いガイドをしてくれますよ、きっと。