https://news.yahoo.co.jp/articles/03b3d02a3ce48f1073d84b499ce24ede125d4489
各監督が交流戦を前にこの2ヶ月を総括。
カード二回り以上したけど、
・オリ:吉田正の移籍をFAで森を獲得した事で最小限にとどめたが、スーパーエース・山本はWBC出場のための早めの調整のためか、スーパーエースとしては物足りない内容。リリーフ陣も昨年彗星の如く現れた宇田川や平野が抜けるなどやや苦しい。野手では茶野という新顔が現れた。
・バンク:ロッテからオスナを、ハムからFAで近藤を、メジャーから有原を獲得するなど、札束攻勢で戦力をかき集め、2位に10ゲーム差を付けてぶっちぎりの優勝を果たすと意気込んだシーズンだが、ここまではそう上手く事が運ばず。強い事は強いけど歯が立たないとまでは行かないね。野手の世代交代も思う様には進まず、新外国人も機能しないとあって、デスパイネを再獲得するとの噂も…。ただ8回・モイネロ、9回・オスナのリリーフ陣は12球団最強。7回までにリードを奪いたい。
・西武:昨年は長年の課題だった投手陣の整備を終え、リーグナンバーワンの防御率に。一方で自慢の野手陣が弱体化。WBCに出場した源田と山川が出遅れたが、山川は醜聞でチームのムードに水を差す状況。守護神・増田の不安定さも頭痛の種。源田が復帰し守備は引き締められると思うけど、1発のある打撃でチームに勢いをもたらすタイプじゃないだけに、一挙の浮上は無さそう。松井新監督には悪いけど、そのまま眠っててくれ。
・楽天:去年は一時貯金18で独走状態も、ベテランが多く夏場に大失速。今年も田中マー君・岸・則本・浅村に衰えが隠せず。早川は防御率1位と気を吐いてるけど、ドライチの荘司や藤平辺りが出て来てくれないと厳しいね。まあ、言行不一致の石井監督の求心力低下と、現場介入が噂される三木谷オーナーの圧力が問題か。投打に過渡期を迎えてるので、2~3年眠ってて欲しいわ。
・ロッテ:守護神・オスナを引き抜かれ、石川と高部が不在で開幕前から解説者の下位予想が多かった。案の定バンクに開幕3連敗を喫し、チームに暗雲が垂れ込めたが、早々にハムをカモって借金を返済。荻野貴や山口、藤原の離脱などの戦力低下があったものの、安田が成長し、ルーキー・友杉や2年目の池田、戦力外から這い上がって来た茶谷などが活躍、絶不調の中村奨やポランコにも当たりが出始めた。投手陣ではスーパーエース・佐々木朗、復活の種市、新加入のメルセデス、不憫王返上の小島、ベテラン・西野の5枚看板が試合を作り、オスナとゲレーロが抜けて、佐々木千・唐川・国吉・東條が壊滅という状況だったはずのリリーフ陣は、ペルドモや西村と言った新戦力が大車輪の活躍、開幕当初フラフラだった益田も復活し、6回終了時にリードしていたゲームは驚異の勝率9割越え。これでは42試合で25勝15敗2分の勝率.625、2位・オリに1.5ゲーム差を付け首位に立つのも無理はないわ。とにかくチームの雰囲気が明るいよね。井口前監督は愛人起用や「やってくれなくちゃ困る」みたいな他人事のコメントで求心力の低下を招いたけど、吉井新監督はチームを上手く乗せてるわ。石川・高部・荻野貴の復帰と、夏場にリリーフ陣が疲れて来た頃に東條や唐川辺りが復活してくれれば、悲願の勝率1位でのリーグ優勝も十分あり得るわ。
・ハム:新球場の開幕元年に結果が欲しい新庄監督だけど、開幕直後から負けが込み、開幕前の予想通り最下位に低迷。主力の近藤をバンクに引き抜かれたあの戦力では仕方ない…と思いきや、投打に新戦力が飛び出す嬉しい誤算。何と西武・楽天をかわし4位にまで浮上。チームエラー数が34と、野球偏差値が高かったヒルマン監督や栗山監督の前半と比べれば、余りにも野球が雑だけど、若い野手の活躍が楽しみではあるよね。そういう意味じゃ、西武・楽天はもちろん、バンクよりも面白いチームになりそうだわ。
大体こんな感じか。
お家芸の機動力をもっと使って欲しいけど、高部が復帰すれば改善されるし、澤村が炎上する様なら西村を8回に回せば良いし、ひょっとしたらセリーグでくすぶってる選手をトレードで獲得して活躍させる、ウルトラCがまた見られるかも知れないし、楽しみしかないね。
とりあえず、交流戦を12勝6敗以上の成績で行ってもらいたいわ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9fcbf71ea0e62c689a28f28d8c5a039849b2d94
交流戦の開幕投手は西野。
対するは平内。
プロ初先発なんだね。
こういうピッチャーに白星を献上しちゃうのがロッテあるあるではあるんだけど、リーグ優勝に向けて交流戦を弾みにしたいからね。
序盤でサクサクっとKOして、パシフィックの首位チームの力を見せ付けたい。