飲料大手のキリンビバレッジとダイドードリンコが、自動販売機向けの商品の相互供給を今春にも始めることが7日、分かった。
自販機市場はコンビニエンスストアなどとの競争激化で縮小傾向にある。相互供給で品ぞろえを強化し、主力商品の販売網を広げることで、販売数量の拡大につなげる。
月内にも発表する。キリンが紅茶飲料「午後の紅茶」シリーズをダイドーの自販機に供給し、ダイドーは缶コーヒー「ダイドーブレンド」シリーズをキリンの自販機で売る。キリンは特に販売競争が激しい缶コーヒーで、ダイドーの主力ブランドを販売出来る。ダイドーは、手薄な紅茶飲料の品ぞろえを強化出来る。
自販機市場では、2位のサントリー食品インターナショナルが2015年7月、日本たばこ産業の自販機事業を買収し、首位の日本コカ・コーラグループとの2強体制の色合いが強まっている。自販機台数で出遅れているキリンとダイドーは今回の提携で、自販機市場でのシェア(占有率)拡大につなげる狙いがある。
ダイドー自販機がなくならないことが大前提ですから嬉しいんですが、
ポイントカードの行く末が心配です。
キリンに飲み込まれる??