先日の金曜日、忘れ物をしたあたしら二人は、新幹線の東京駅出発時間の
50分前に、東久留米駅から電車に乗りました。
池袋からは、地下鉄丸の内線。その方が、山手線より絶対に早い。
末っ子も丸の内線は大好き。特に御茶ノ水駅で橋を下から見上げる瞬間がすき
一緒に走って丸の内線に乗りました。
刻一刻と新幹線の出発時間 午前10時20分が近づいてきます。
地下鉄の東京駅に着いたときには10時15分。
やるだけやってみようか?
うん、そうだね、走ろう。
末っ子の意見が一致して、走り出しました。
途中で乗車券と新幹線の特急券を出して、最初のJR改札を・・・
乗車券がピンポンとなって、通過できない。
2回目、通過できない。
駅員さんに話している時間はないので、バーを広げて通過
幸いなことに、東京駅のバーはとてもやわらかく、通過しやすい。
中央線、山手線、京浜東北線の下を地下通路、走破。
といっても、ゆっくり歩く観光客の間を突破していくのは
ストップアンドゴーで、足に来る。新幹線の改札、一番近い改札に入ったら
「ここは東北新幹線の改札ですよ」と注意される。
時計を見る、残り1分半。10時18分20秒くらい。
まだいけるぞ
となりの東海道新幹線 改札に走る。
また乗車券が引っかかる。バーを開いて突破。
10時20分ののぞみは、改札に一番近い14番線ホームからだった。
階段を走る、かけあがる、ホームまでの階段の長いこと。
53歳のお父さんには、永遠とも思える長さと急角度。
列車はまだドアを開けて待っていた。
「ご乗車になってお待ちください、まもなく発車」
一番近い3号車のドアのとこを飛び込んで
はあ、はあ、はあ、はあ、はあ。はあ200回くらいする。
呼吸がつらく、心臓パクパク。
出発してから指定席の11号車までよろよろ移動した。
車内販売で買ったペットボトルのお茶が瞬く間になくなり、
名古屋まで脱力感でボーっとして座っていた。
あれから、5日、とりあえず脚は痛くない。
自転車で鍛えていたおかげだねって、陸上部主将の末っ子は
父親を持ち上げてくれている。