昭和58年頃、実家の入り口(10mほどの袋小路)から
クルマを出そうとしたところ、
ツートンカラーのだっさいブルーバードがいきなり入って来て
ここに駐車させろって若いおっさんが言ったんですね。
(ぼくは医者ですがね)(この先で急病人が出て)(だからここにクルマを停めさせてほしい)
うちの前10mは、三人の土地所有者がだしあって通行している「私道」なんですね。
実母が出てきて「あたしたちクルマも出せないでしょ」「表で停めな」と一喝しました。
(ぼくは医者ですがね)と言えば、何でも通用するのかしらね
と実母はいい、しばらくの間、彼の口調はそのまま話題に上りました。
そのお医者さん普通に協力してほしいて話せばよいのにって、思いました。
結局表通りに停められたブルーバード、ピンクと茶色のツートンでした。
ケーキみたいな色。
同じようなことが先日あったんですね。
とある小学校。
いつもの門の少し手前に停めたところ、
向こうに立っていた、背のおおきな色黒の男性に
(ぼくはそこの小学校に勤める教師ですがね)(いま、救急車がここを通るので)
(あなたのクルマをもっと脇に停めてくれませんかね)
そういうんです。
いうことは聞きました。移動しました。お礼も言われましたけど。
週4回やって来て、停車時間は3分程度(事務室が近いので)でも
その間に通行する車に迷惑を掛けないような停め方をしています。
あたしの停めた位置なら、佐川急便の二トン車でも通れるくらい。
いつもほぼ同時刻に行き会う、福山通運のトラックはこの幅で軽く抜いていけます。
ですから、一見狭そうですが、わたしの位置取りは完璧なんですね。
救急車は普通、ハイエース級のワゴン車ですから2トン車より幅は狭いしね。
どんな路地でも一通逆走でも入ってくる救急隊員からすれば
全く支障のない幅なんですけれど。
また
この体育の先生っぽい人、ま、私がほぼ毎日来ていること
持っているバックは教育部の物だということ、知らないのでしょうね。
あたしらの世界では、学校の門のまん前に停めるのはご法度なので絶対にしていないのですが、
門のまん前に停めてもよいか尋ねたところ、とにかく寄せろというので
(とにかく、なんだよね)(菅さんみたいね)
いうとおりにしました。
そして何事もなく交換を終わり、次の場所へ向かいました。
救急車、そのあと来たのかもしれませんが、
その小学校にいるときは、ピーポーの「ぴの字も」しませんでした。
この先生にも思うんですよ。
(私はそこの小学校に勤める教師ですがね)
まくらことばが、いけないですねえ。
あたしは医者だから
私は教師だから
あなたは私の言葉に従わなくてはいけません、
そう聞こえるんですよ。
言われた方はどんな感じがするか、考えたことがない人の言動なんですね。
ちょっと想像力が足らない
ちょっと救急車呼んだので、すみませんが・・
ではない。
救急車だったらここの門から中に入る?かとも思い
門の真ん前に停めないように、止めるのを躊躇している
こっちの気持ちは、全く理解、あるいは判断できない、
なぜ私の言うことが聞けないのかという、やや、高圧的なものの言い方
配送業者を(私は偶然あなたと同じ組織の人間でしたが)どこか見下す口調と言動
いまでも、自分を必要以上に偉いと勘違いする、教員っているんですね。
PTAが騒ぐわけですよ。
自己を客観視できない鈍感さに騒ぐわけですよね。