若い騎手が(調整ルーム)に入る時にスマートフォンもちこんで問題になる。
これまで見つかるたびに(外部との連絡に使っているのではないか)とJRAから疑われて、口頭注意とか規定に基づく処分をしているのであるが、
今回、藤田という騎手には二度処分を行い、二度目がかなりきつい内容だった(週刊文春が騒いだせいもある)ので、藤田側が反発して、騎手引退を決意したらしいね。
ルールは従わなくちゃいけないとは思うが、この、21世紀半ばの世の中で
公正を期すためにと称して、仕事をする人をどこかに詰め込んで二日半も過ごさせて退屈なのにスマホも禁止、なんて
時代錯誤も甚だしく、人権蹂躙だと思いますよ。
だいたい、騎手は八百長をする、という前提で制度を作っているところが明治大正期を舞台にした、東映の仁侠映画みたいなカビの生えた古臭い世界。
中央競馬会は、普通に土曜日、騎手の家から競馬場に通勤させるシステムに切り替えるべきだと思う。