先日、山田 真哉 氏 による「経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書」を読み終えました。
著者の山田真哉氏はミリオンセラーとなった「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で有名ですね。
タイトルをみると、いかにも先年NHK大河ドラマで「平清盛」が取り上げられたことにタイミングを合わせた感ありありの著作ですが、その実は、清盛の経済政策の考察という面白い切り口からの経済・財政の入門編ともいえる内容です。
著者によると、清盛は経済的視点を持った一流の戦略家だったようです。「日宋貿易」における権益の奪取、「宋銭」普及による経済的支配の確立・・・、これらについての著者の解説は分かり易く、思いの外興味深い考察でした。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
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