渋いっ!僕らのTokyo Jazz Cruising♪~今夜も出航!~

Live cafe & bar 池袋Apple Jump(アップルジャンプ)店主の日誌

5月スケジュールのアップ&先週のApple Jump写真館

2010年04月06日 | Apple Jump ライブスケジュール
Apple JumpのHPに5月のスケジュールをUPしました。

注目は、バークレー音楽院卒業後、NYを拠点に活動する、バイオリニスト大村朋子の日本ツアー。(5/12)
サポートは、今年に入って日野皓正Gに抜擢されたベーシスト須川崇志等、若手の逸材がズラリと顔を揃えます。
それから、前回大好評だった、西山瞳(piano)、牧山純子(violin)とのDUOも組まれております。(5/13)

詳細は、当店HPの5月のスケジュール欄にてお確かめ下さい。

続きまして、先週のライブからApple Jump写真館のご報告。


菊池太光(p)、高澤綾(tp)、宮田伸一(b)、永山洋輔(d)、レイモンド・マクモーリン(ts)

火曜日には、高澤綾クインテットのライブがありました。
毎月編成していると、時々偶然が重なる時があります。
今回出演者に指摘されて始めて気がついたのは、国立音楽大学出身者のリーダーライブが3本連続してることです。
高澤綾(tp)⇒挾間美帆(p)⇒山崎史子(vib)

ライブは、ロイ・ハーグローブのナンバーから始まり、バンドサウンドのコンセプトがしっかり伝わってくる、楽しく刺激的なライブでした。



トランペットとサックスをフロントにするクインテットは、市原ひかりグループ以来です。
ジャズが最も光輝く、王道の編成ですね。理屈抜きに楽しいです。

高澤綾のリーダーライブは、定期的にお願いしようと思っております。
現在次回のブッキングを調整中です。



挾間美帆(pf)、江森正敏(b)、斉藤たかし(ds)、伊澤隆嗣(a.sax)

金曜日には、挾間美帆(はざまみほ)セッションのライブがありました。
彼女は、昨年、同大作曲科を卒業したばかりで、3人の中では最も妹分です。
既に在学中から、作編曲家としての手腕は知れ渡っており、山下洋輔の作品のオーケストレーションや、テレビ朝日系「題名のない音楽会」での編曲などジャンルを超えた多彩な活動を行なっております。

何曲か、同世代のmanami moritaの楽曲とテイストが近いものがあって、それがとても興味深かったです。
今日会場にいらした方も、この新鮮でユニークなサウンドに驚かれたと思います。
血沸き踊る壮絶なインプロビゼイションとメンバー間のインタープレイを求めるジャズファンにとっては、“これはジャズではない”と指摘されるかも知れません。
本人もジャンルへのこだわりは全くないようです。
ジャズやファンクをベースにした新世代のバンドサウンドを軽やかに楽しく作り上げているという感じでしょうか。。

毎日手伝いに来ている若いスタッフが、まかないを辞退して、ステージを食い入るように見ていたのが印象的でした。
今後目を離せない注目の新人です。


ちょっと不思議なキャラのMCでした。

挾間美帆にも定期的にライブをお願いしようと思いましたが、残念ながら、6月後半から留学のためにニューヨークへ旅立ってしまうそうです。
大学院で二年間、作曲の勉強をするということで、この溢れんばかりの才能に、さらに磨きをかけることになりそうですね。

ということで、出国前にもう一度だけ、Apple Jumpでライブを行なうことになりました。

☆6/15(火) 挾間美帆(pf)、伊澤隆嗣(a.sax)、江森正敏(b)、柴田亮(ds)

今回お見逃しの方は、是非ご来店下さい!

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池袋Apple Jumpホームページ

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