僕が所属している沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが主催する学習会が、明日あります。連日、沖縄に関わる集会や行動が続きますが、沖縄本島からさらに西の、台湾にもっとも近い与那国島で起こっている自衛隊配備について、関東ブロックは注目し、配備に反対する島民の運動を支援してきました。当日は与那国町議会議員の崎元俊男さんがお話します。
自衛隊配備が強行されようとしている
与那国島のこれから
語り手 崎元 俊男さん
(与那国改革会議・与那国町議会議員)
5月31日(日)午後2時開始
台東区生涯学習センター・407研修室
(東京都台東区西浅草3丁目25番16号)
最寄駅:つくばエクスプレス線「浅草」駅5分
東京メトロ日比谷線「入谷」駅8分
資料代:500円
安倍恐怖政権が民主主義問答無用とばかりに沖縄で暴挙の限りをつくしている。辺野古では海と陸で、高江では集落上空をオスプレイが我がもの顔に飛び回っている。
そして、与那国島では自衛隊基地の建設工事が着々と進んでいる。
2013年の町長選挙に続き、2015年2月に行われた自衛隊配備の是非を問う住民投票でも誘致賛成が多数を占めた。「住民投票の結果いかんによらず工事を進める」という中谷防衛大臣の発言に、多くの島の人々は無力感に襲われたのだろうか。実際、後戻りできないかのような状況ではある。与那国馬が高麗芝を食む南牧場の大半は、ブルドーザーとトラックで無残にも踏みつぶされ、コンクリートで塗り固められた。
しかし、島の将来を自衛隊に委ねていいのか――と悩む島の人々は多い。島の経済活性化の名のもとにすすめられた自衛隊配備の本質を問い、与那国の自立へのビジョンと、開かれた国境をめざす声を今ふたたび聞こう!