やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

私が店長なら  やれこら やれこら

2014-08-18 07:46:06 | 今日のやれこら
5時の予約です。
夕食は“お持ち帰り”寿司なのです。
夕食“作成”を手抜きするためです。
時間にはわりと几帳面?です,10分前には店に着くように出かけました。
予定通り店に着きましたが,思わぬ込み具合です。
小さな店です。
狭い店内には何人も待っています,椅子に3人,立って4人。
「すみません,すみません」通路を開けてもらいます。
カウンターの店員に言います,「5時の予約しておいた○○ですが」
「もう少しお待ちください」
高校生のバイトらしき,受付の女の子が言います。
仕方ありません,待つことにします。
店の隅の方に場所を確保しました,隣は椅子に座った「少し高齢の見知らぬ女子です」
軽く会釈すると,話しかけてきました,怒ったように。
「もうー,頼むんじゃなかった!!,30分も待っとるんよ!!」
”ええー”です。
念のため確認しました,やはり,4時半予約だそうです。
という事は,単純に言えば私も少なくとも30分以上・・。
”うっそー”です。

「女子」はいらだち紛れでしょう,ワザとらしい大きな声で話しかけてきます。
声は店内に響いていました。
カウンター越しに,中で働いている人たちにも聞こえているはずです。
話の内容はこうです。
「私は,接客業を何十年もやって来た」
「作業の様子をカウンター越しに,30分以上観察した」
「ここは,7人も働いているのに動きがバラバラ,連携が悪い」
「誰が責任者かわからない,指示命令系統がはっきりしてない」
「よって店にとって一番大切なお客様を,待たす事になる,いらだたす事になる」
「そうなってくると客は来ない,店は、潰れる」
「もし,私が店長なら」
まだまだ,話は続きそうです。

「▽▽さーん申し訳ありません,お待たせしました」
「女子」は,ドッコイショと立ち上がり,「無言」のまま寿司を受け取りました。
支払いを済ませ,店を出るまで,「無言」です。
あれれ,拍子抜けです。
カウンターのバイトに,中で働いている人たちに,「力説」してくれると思っていたのです。
期待していたのです。
「私が店長なら」を。

私が「寿司」を手に入れたのは予約時間の40分後でした。
もちろん,私も受け取りは「無言」です。
                             やれこら やれこら

コメント
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