やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

上から目線です   やれこら やれこら

2014-08-29 07:47:34 | 今日のやれこら
”あらら”,スイカの花がいっぱい咲いています。
実も付き始めました。
3㎝から10cmの大きさで,5個です。
二週間前には,収穫はすべて終えたはずです。

今年は予想以上に,たくさんの収穫でした。
孫に食べさせ,親せきに配り,ご近所にお裾分け,予定以上でした。
「まー,ありがとう,上手に作って」
貰う立場では当然ですが,皆さん,そう褒めて受け取ってくれます。
「いや,いや勝手に育っただけですから」
「そんなことは無いでしょう,手間ひま掛けたものを」
「いや,いや勝手に・・・・・」

そうなんです,勝手に育つんです。
“適当”に藁を敷き,“適当”に肥料を撒き,“適当”に水をやり,です。
後は,カラスとタヌキの攻撃を,網を張って防ぐだけです。
そうすれば,スイカの“本能”で,気の向いたままに受粉し,大きくなってくれます。
スイカを植え始めて5年,私の場合はそうなんです。
しいて言えば,私の“適当”がスイカの“本能”に合うのかもしれません。

で,今実が付き始めたスイカです。
本来,収穫終了で「ご苦労さん」と根を抜き,ツルを片づけるはずでした。
ですが,今年は天候不順,それにスイカの後に何かを植える予定もありません。
そのままにしていました。
それが,雨もほどほど気温もほどほど,枯れるはずの葉が青々と生き生きしてきました。
そのツルから実っています,花もそうです,今が「梅雨時」と勘違いしているようです。
このまま大きくなっても,季節が違います,美味しいものになるはずは有りません。
実がほどほどに育てば網を外し,カラスに友好の印,「味見」させようかと思います。

という事を考えながらです。
「ラッキョウの植え付け」を二人でしています。
三坪ほどです,一週間前に肥料を撒き耕しておきました。
植え付け作業は簡単です。
指で穴を掘り,種ラッキョウをそれに入れ,土をかぶせます。
ですが,私は「座って移動」の仕事は苦手です。
後で,腰が「イタタ,ヤタタ」になります。

「指導係」をします。
「植え付け係」に言います。
「今のは深すぎる」「間が狭すぎる」「種が横を向いた」「土をかぶせすぎ」

スイカ同様これも“適当”なんです。
ですが,今は「百姓」の先輩です。
“適当”を悟られてはいけません,さも根拠の有るように自信たっぷりに言います。
「上から目線」で言える,数少ない場面ですから。
                          やれこら やれこら