やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

古壺が?  やれこら やれこら

2014-08-22 08:14:27 | 今日のやれこら
今日は,肉体労働の日,畑を“クワ”で耕す日です。
耕すのは3坪ほどですが,慣れない体には重労働です。
「アタタ,イタタ」になっては大変です。
準備運動はしっかりと,まずはストレッチです。
右肩は,若い頃の“槍投げ”後遺症で少し硬めです。
ですが,全体的には柔軟です。
立って膝を曲げずに,手のひらが十分地面につきます。
座って,足を開いて前屈すると顔は床につきます。
数少ない自慢です。
観衆がいれば,「その年で,」と褒めてもらえるはずですが,今日は残念です。

畑を耕すのは,ラッキョウを植えるためです。
今日,肥料を混ぜて耕し植えるのは一週間後です。
時期が遅くなりました。
スイカやきゅうり,夏らしくない天候に気を取られ,ラッキョウを忘れていました。

母から聞いた覚えが有ります。
「毎年収穫後に種ラッキョウを残し,それをお盆過ぎにまた植える,私が嫁に来てからでも70年,それを繰り返してきた」
という事で,植えるのは,百年以上前からのラッキョウの子孫になるかもしれません。

「こまめな水分,十分すぎる休憩」で畑の隅を,耕しています。
私が耕し始めると,たいていカラスが少し離れた電柱に止まります。
じっと,私の作業を見ています。
そして,私が休憩で畑を離れると耕したところに降りてきます。
そうなんです,狙っているのです。
土をひっくり返され,慌てて出てきたミミズや昆虫の幼虫を,です。
今日もそうです。

耕しているのは,100年以上前に我が家が建っていて,その後畑になった場所です。
「わしは,ここにあった家で生まれた」,明治生まれだった父親から聞いています。
この場所を,耕すたびに期待します。
 ”もしかするとご先祖が,カメに入れた小判を残し,埋めていないかなぁー”
 ”小判は無理でも,“鑑定団”に出せそうな壺とか出てこないかなぁー”

当然ですが,小石とミミズ,昔の家の壁土らしき物しかでてきません。
また,今回も当てが外れました。
電柱に留まったカラスに言われそうです。
「アッホー,アッホー」と。
                     やれこら やれこら