やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

「ふなっしー」?で   やれこら やれこら

2014-08-24 07:38:44 | 今日のやれこら
「コンニチハー,宅急便です」
「梨」が届きました。
船橋の「幸水梨」です。
「ふなっしー」のお友達かも知れません。
早速,仏壇にお供えします。
信心深くは有りません,仏壇に線香をあげるのは,盆と正月くらいです。
初物は「まず仏壇」,まして「ふなっしー」,昔からの親の習慣をまねているのです。
”んーん,名産の果物が遠く離れた我が家で食べられる,良い時代になったもんだ”

そうなんです,良い時代になったんです。
果物で,時に思い出します。
はるか昔です,確か小学4年生の遠足だったと思います。
遠足ですから当然歩きです,腹も減ります。
待ちに待った昼食です。
みんな並んで座り,食べ始めます。
「お前は違反だ,取り上げる」先生の声が聞こえます。
少し離れた場所に座った友達が,怒られています,半分泣いています。
「何事」,みんな注目です。
そして納得です。
怒られている子は,「バナナを一本まるごと」持ってきたのです。
遠足のおやつは「30円以内」と決められていました。
当時バナナは珍しい果物です,一本30円では到底買えません。
「違反」なのです。
要領のいい親は,バナナを半分にして持たせました。
それでも30円以上だったはずですが,“工夫”を考慮し?
OKです。

バナナといえばもう一つ。
祖母がよく聞かせてくれた,昔話があります。
祖母は,大正時代半ば,さる高名な歌人のお宅に「行儀見習い」のため上京しました。
初めて行く東京です,汽車の中です。
乗客が,何やら大きな「さやに入った豆」を,取り出して食べようとしています。
大きな豆が出るものだと,びっくりしてみていると,どうも豆ではないようです。
後に,それは「バナナ」という果物だと,わかったそうです。

それからおよそ百年。
私が小学生のころからは,五十余年。

良い時代になったんです。
たぬきは「メロン」を食べられます。
イノシシは「サツマイモ」を食べられます。
カラスも「スイカ」や「トマト」が食べられます,「柿」も「イチジク」も大好きです。
「野生」との知恵比べ,どうも分が悪そうです。

それはともかく,まずは「ふなっしー」のお友達を味見です。                     
                            やれこら やれこら
コメント
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