「街の仲間たち」小金井市議会議員 清水学

令和3年3月の小金井市議会議員選挙にて2期目当選。議会活動や地域での活動をお伝えします!

北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書!

2021-12-24 16:27:00 | 清水がくの活動報告
12月22日、小金井市議会第4回定例会は24日間の日程を終了し閉会いたしました。私はまだ2年しか小金井市議会に関わっていないが、たいてい定例会最終日は日をまたぐ会期延長か、もしくは日をまたぐ寸前に終了というケースが多かったように思うので、今定例会は18時に終わる小金井市議会にしては異例とも言える定例会でした。


今定例会では私にとっては初めて、小金井市議会として国に意見書を送付する提案をし準備をいたしました。テーマは「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」です。平成14年に日本に帰国した蓮池薫さんは私と同じ中央大学で先輩であります。また、いつかは小金井市からも拉致問題の早期解決を訴えたいと市議になる前から考えていました。そして、令和2年2月には、拉致被害者の有本恵子さんの母、嘉代子さんが、また6月には横田めぐみさんの父、滋さんが、我が子が日本に帰ってくることを果たせぬまま亡くなるなど、拉致被害者とその家族の高齢化が進んでおり、一刻の猶予もない状況だと痛感し、準備を進めました。その準備中の今月にも田口八重子さんのお兄さんである飯塚繁雄さんも亡くなられました。突然奪われたご家族に会うことができないままお亡くなりになり、身が引き裂かれる思いになりました。
衆議院の拉致問題特別委員長でもある長島昭久代議士や狛江市の辻村ともこ市議にもアドバイスをいただきながら案文を作成し、そして、各会派と文言など調整をさせていただいた結果、公明党、みらいのこがねい、小金井をおもしろくする会、こがねい市民会議、情報公開こがねい、生活者ネットワーク、元気!小金井、共産党の会派の皆さんに署名をいただきました。
そして採決当日は私は自民党・信頼の小金井を代表して賛成討論をいたしました。絶対に北朝鮮による拉致被害者を早期に全員奪還しなければならい、小金井市議会から声を出すことで、拉致問題を風化させてはならない意思表示となり、そのことが拉致問題解決の後押しになるということを述べさせていただきました。
▼賛成討論の様子




採決の結果、賛成21:反対1でした。市民といっしょにカエル会が反対した以外は、賛成をしていただきました。拉致問題は日本の主権と人権の問題であり、まさに我々日本人の問題。そして過去の出来事ではなく現在進行形の事件であることから、反対が1人出てしまったことはどうしても理解に苦しみますが、賛成多数で政府に意見書を提出することが実現しました。これからも、北朝鮮による拉致問題解決の向けて人権教育や啓発活動など全力で取り組んでまいります。
・自民党・信頼の小金井(五十嵐京子、遠藤ゆりこ、湯沢綾子、吹春や やすたか、清水がく)
・公明党(宮下誠、渡辺ふき子、小林正樹)
・みらいのこがねい(村山ひでき、沖浦あつし、岸田正義)※鈴木成夫議長は除く
・小金井をおもしろくする会(白井亨、水谷たかこ)
・緑・つながる小金井(坂井えつ子)
・こがねい市民会議(斉藤康夫)
・情報公開こがねい(渡辺大三)
・生活者ネットワーク(安田けいこ)
・元気!小金井(古畑俊男)
・共産党(森戸洋子、たゆ久貴、水上洋志)※寺内だい作は欠席
・市民といっしょにカエル会(片山かおる)

その他にも、今定例会では以下の施策が可決されました。
●政府方針が二転三転してしまった子育て世帯への臨時特別給付金(児童1人あたり10万円の一括給付)詳細はこちら
●住民税非課税世帯および家計急変世帯に対する臨時特別給付金(1世帯当たり10万円の給付)詳細なこちら
●コロナワクチン3回目接種。こちらは国の基本方針に基づき2回目の接種月から8カ月経過してからの接種を想定。6カ月など早まったとしても今年度内は安定接種できる態勢をとっています。

定例会最終日の本会議終了後に、自民党第18選挙区国民投票連絡会議、第1回憲法改正研修会に出席しました。途中からでありましたが長島昭久代議士の憲法論を拝聴しました。天皇家の皇位継承のお話、旧宮家から養子を迎え入れるなど提案が紹介されました。そして、最後の中国による台湾侵攻を想定した話はリアリティのある内容で、その際日本に迫られる多方面への対応を常に想定しておかなければならないと考えさせられるものでした。




週末は東小金井南口商店会主催のヒガコクリスマスフェスティバルをお手伝いさせていただきました。こちらでは夏と冬の2回イベントを開催しており、コロナ禍においても徹底的に感染予防対策を行いイベントを開催してきました。夏冬合わせて今回で4回目のお手伝いをさせていただいてます。
今回もも早食い選手権、トイレットペーパーグルグル芯出し選手権、抽選会に道路お絵かきコンテストなどおとなもこどももはしゃいでる姿が印象的でした。人と人が直接顔を合わせ、同じ時間を共有するイベントの大切さを改めて実感しました。





今年も本町二丁目町会による年末年始パトロールが始まりました。年々参加者が増えてきて、地域の見守り活動にご理解をいただけてるのかなと思いますし、自分のまちは自分で守る町会に新しい方の声が反映できるようにしていきたいなと思います。「火まわり用心、火の用心!」拍子木を叩きながら町内を回ります。




▼我が家のネコちゃん出かける前は離れてくれません


〈がくのひと言〉
ここ数日、お会いする方お会いする方に「良いお年をお過ごしください」と言われる機会が増えてきました。日本っていい国だなあと実感するところであります。
また今日は、いつもとってもお世話になっておりご支援いただく方のご自宅でコーヒーを飲みながらお話をする機会がありました。ブログを楽しみにしているとおっしゃっていただき、とても嬉しい気持ちになりました。将来に向け今はたくさん吸収をする期間なので、多くの幅広い分野の情報や意見、知識を吸収してほしいとおっしゃっていただきました。これからも謙虚に日々邁進してまいります。
そして、これが令和3年最後のブログになるかと思います。
今年1年間たいへんお世話になりました。どうぞ良いお年をお過ごしくださいませ。