Rとネタで「精霊流し」を聞いたので、ネタで
さだまさしのアルバムをレンタルした。1曲目が
意外に明るかったので思っていたより暗くないなと
思いきや何曲目かで静かなピアノとストリングスの
前奏が少し流れて「おしえて~ください~」と
どこかで聞き覚えのあるフレーズが、こっこれは
「二百三高地」の挿入歌の「防人の歌」じゃないか。
全部を聞くのは初めてだ。うおぉぉ、暗い、しかも長い。
でも映画の挿入歌にはマッチしていたように思える。
出演していた明治の軍服姿のあおい輝彦には少し違和感を感じた。
助さんのイメージが強いからか?しかし映画の終盤の
血みどろの白兵戦には気分をブルーにさせてしまうなあ。
防人の歌
作詞・作曲 さだまさし
おしえてください
この世に生きとし生けるものの
すべての生命に限りがあるのならば
海は死にますか 山は死にますか
風はどうですか 空もそうですか
おしえてください
私は時折苦しみについて考えます
誰もが等しく抱いた悲しみについて
生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと
病いの苦しみと 死にゆく悲しみと
現在の自分と
答えてください
この世のありとあらゆるものの
すべての生命に約束があるのなら
春は死にますか 秋は死にますか
夏が去る様に 冬が来る様に
みんな逝くのですか
わずかな生命の
きらめきを信じていいですか
言葉で見えない望みといったものを
去る人があれば 来る人もあって
欠けてゆく月も やがて満ちて来る
なりわいの中で
おしえてください
この世に生きとし生けるものの
すべての生命に限りがあるのならば
海は死にますか 山は死にますか
春は死にますか 秋は死にますか
愛は死にますか 心は死にますか
私の大切な故郷もみんな
逝ってしまいますか
海は死にますか 山は死にますか
春は死にますか 秋は死にますか
愛は死にますか 心は死にますか
私の大切な故郷もみんな
逝ってしまいますか