アラフォー発達障害者、母になる。

アラフォーで出産した私。育児は大変だけれど、楽しい。カワイイ息子がいるから頑張れる。

私は記録魔

2016-10-22 19:07:12 | 出産ストーリー
お産で病院に入院をする時に母子手帳をナースステーションに
提出をし、退院日に返却をされます。

母子手帳に助産師さんが記録をして下さいます。

出産時の事(産まれた日時、出産方法、赤ちゃんの体重や身長等)や
出産後の体重や身長等。

返却をされた時に助産師さんが「桃園さんは(母子手帳に)一杯書いてあるのね。」と、
驚かれました。妊娠時の記録、読まれてしまったかな?

少し恥ずかしかったです。

手帳には妊娠の喜びや体形や心の変化、お腹の子の成長の喜びを記録しているのです。
(人から見たら脳内お花畑な記録を書いているかも)

私は妊娠時の体調や心の変化の記録を母子手帳にこと細かく書いていたのですが
母子手帳に書ききれないので母子手帳に紙を張り付けて追記をしていました。

母子手帳なのですが、夫にも書いて貰っていました。

夫の心の変化を記録して貰いました。

将来、坊っちゃんが学校の授業で自分の生い立ちについて
調べる事があるかもしれないし、

坊っちゃんは望まれて産まれてきたという証拠を残したい、

私が早くに死んでしまい、坊っちゃんが母のぬくもりを知らずに
育つかもしれないので、せめて母子手帳から母のぬくもりを感じて
くれたらという思いもありました。

出来れば坊っちゃんが成人するまで心身共に健康でいたいです。

坊っちゃんが20歳の時に私は60歳。

出来れば坊っちゃんがおじさんになった姿を見たいです。






今日から親子3人での生活

2016-10-22 08:22:03 | 生後1~3か月
着替える時、授乳で起こす時、オムツ替えやお風呂の時に蓮は泣き、
それ以外は寝ていました。

私は退院をし、我が家に戻れて病院に居る時より
リラックス出来ていて、夜は授乳の合間に寝られるようになりました。
病院では夜泣きがあったのに。

逆にあまり泣かなくて心配でした。

退院翌日から母に手伝いに来て貰うことになり、
助かりました。帝王切開の傷が痛くて家事があまり出来ないのです。

毎日3回、痛み止めを服用の日々です。じっとしていれば痛くないですが、
動くと痛い時があります。

立ち上がる&起き上がる時も傷が痛みます。

床掃除は腹圧がかかるのでお腹の傷に響き、
洗濯をすれば干す時にお腹の傷が痛むのです。

新生児がいるとミルクで服やタオルが汚れるので
洗濯は毎日欠かせません。

長時間、キッチンに立つのは辛いので
母に料理をお願いしました。

私は蓮のお世話を中心に行いました。

母が蓮を可愛がる姿を見て、私もこうして母に育てられてきたんだろうな、
私は愛されて育ったんだと感じました。

私は親になり、母の気持ちが分かるようになりました。

産めば親の気持ちが分かると、どこかで聞いた事があるのですが、
私の場合はその通りでした。

授乳室で発達障害(もしくは「その可能性があるかもしれない子」)を持つ
親の気持ちが分かったのは良い経験だったと思います。


発達障害者の出産。退院日

2016-10-22 08:02:58 | 出産ストーリー
退院当日は夫に迎えに来てもらいました。

出産での入院は荷物が多いので1人で帰るのは
大変です。

行きはお腹にいた子が今は私の腕の中で抱かれている。

不思議な感じです。

産科は女性病棟。授乳室はある意味女性しかいない職場のようなもの。

女性特有の人間関係が苦手な私には苦痛の場でした。

病院は自宅と違い、気を遣うし、個室に入院したとしても
看護師さんや医師など人の出入りがあるので
疲れました。

車で帰宅をし、車の中では今日からこの街で
坊っちゃんは暮らすんだ。楽しい思い出が作れるといいなと
思いました。

入院先ではミルクや排泄物で服が汚れたので
服が必要だなと感じ、母乳があまり出ないので粉ミルクを買わねば。

帰りはベビー用品店に寄り、
ベビー服や粉ミルクを買って帰りました。

坊っちゃんと夫は車の中で待機。

帝王切開の傷が痛くて普通に歩くのが困難な中の
買い物は大変でした。(私が見て買ったほうがいいので)

帰宅後は坊っちゃんをベビーベッドに寝かせました。

大きいベビーベッドに小さな坊っちゃんが寝ている姿は
可愛かったです。

坊っちゃんは新たな環境に変わりギャーって泣くかと思ったのですが、
泣きもグズりもせず、ベッドでスヤスヤ寝ていました。


発達障害だから子供を産んでも育てられない、
子供に障害が遺伝したら申し訳ないと思った時期があったのですが、
可愛い我が子の寝ている姿を見て産んで良かったと思いました。


病院とは違い、我が家は静かで刺激がないのか坊っちゃんは
病院のようにギャン泣きはしませんでした。

私も自宅は病院のように緊張しないし、
赤ちゃんの相手をするのが上手なお母さん達を見て引け目を
感じないで済むので私の心はとても穏やかでした。

病院に居た頃の私は産後うつじゃないかと思う位だったのです。

帰宅後、夫は市役所に行ったり、子育てで必要なモノを買いに
出かけました。

帰宅後は2時過ぎていました。

家の冷蔵庫を開けたら作らないと食べるモノがない!
お腹空いた。

帝王切開の手術をして退院してすぐにまさか昼食を作る事になるとは
思いませんでした。

私の場合、出産では体よりも心を消耗しました。
帝王切開では麻酔をして手術台に横になれば陣痛が無く、切った痛みもなく
すぐ産む事が出来ます。

手術の不安、術後は起き上がれずお風呂に入れず、食事は摂れないし、
子供を産んだという一仕事を終えた心の疲労感は術後数日は続き、
(子供が産まれた喜びはありますが)

帝王切開をしても出産の心労はあります(私の場合)。

でも、術後が大変で、傷の痛む中での坊っちゃんの世話は
心が折れそうになりました。傷口が痛むから身動きが
出産前のように動けないし。

手術をして帝王切開の傷が痛む中坊っちゃんのお世話で心身共に休む時間が
足りない。

産んでお腹が軽くなったでしょ?と言われますが、
お腹の傷が痛いので別の意味で軽くなっていないのです。
日にちが経てば痛まなくなるので耐えられる痛さ&大変さでは
ありますが。

家で立ち仕事をちょっとするだけでも精神的にキツかったです。

そうめんを茹でて、キャベツやモヤシ、ニンジン、玉ねぎ、ピーマン、
豚肉を炒めてソースで味付けをしてそうめん焼きそばを作りました。

退院して直後に料理が出来るとは私は元気なのか
どうなのか分からなくなりました。


夜は義実家の家族を自宅に招いて退院パーティーをしました。

義実家の人達は坊っちゃんの誕生を喜んでくれて
嬉しかったです。

坊っちゃんは自宅ではミルクやオムツ替え以外で泣く事が無いので
病院でのギャン泣きは何だったのだろうかと思いました。






発達障害者の出産。調乳指導を受ける

2016-10-22 07:46:56 | 出産ストーリー
入院をして8日目で退院をしました。

午前は授乳室で坊っちゃんの授乳。その後は調乳指導に
行きました。

調乳指導では某メーカーさんが来ていて、粉ミルクの作り方を
教わりました。

参加しているのは私の他に2名いました。

調乳指導が行われる部屋に行った時でした。

帝王切開の傷が痛いので椅子に座る時はゆっくりと座りました。

某メーカーさん「出産後は会陰が痛みますよね。大丈夫ですか?」
私「あ、帝王切開なのでお腹の傷が痛くて。」

しまった。要らない事言ってしまったな。大丈夫ですか?と聞かれて
ハイとだけ答えればいいのに・・・。

調乳指導の時は話をウンウンと聞いて、質問をする時間の時は
質問しないようにしました。定型発達の人はこういう時は遠慮がちにしたり、
質問があっても黙ったり、他の人が質問をしてから質問をするようです。
(つまり、口火を切らない)

私は発達障害者、空気を読まないので遠慮なく質問してしまう。
答えてしまう。

だから、質問があってもしないようにしました。




出産話。発達障害者が出産をすれば。

2016-10-22 07:23:36 | 出産ストーリー


出産で入院をしてる人達は20代~30代前半の人達や
経産婦さんばかりで話が合わないと感じていました。


若くても2人目、3人目という人は珍しくありませんでした。
少子化&不妊の人が増えている&高齢出産の増加というのは都心部の話なのか?と
思いました。

私は40歳で初産婦で妊娠しにくい人間なのですが・・・。

授乳室での会話を聞くと、前回の出産はどうだった、
自然分娩がどうだこうだ、

前はどこそこの病院で産んだ、あの産院は良い、

「上の子が幼稚園で~。」(自分の子供の話)

私は初産婦で自然分娩の痛みは知らないし、話の輪に入ったとしても
話についていけないと思います。


入院先の病院では出産で産婦人科に入院をしている患者さんは
食堂で食事を摂ることになっています。

目的は出産したお母さん同士の交流です。

病院がやっている事は素晴らしいのですが
私は入院患者さんと関わらずに入院生活を過ごしたい人間なのです。

私は会話の間合いやタイミングを計るのが苦手で
タイミングを間違えたり、間合いを計るのを間違えて
場の空気をおかしくしたり、相手に「なんかこの人変。」と
思わせてしまうのです。

食堂で食事を摂るのは強制ではないので、
私は食堂に行って自分の食事を自分の部屋まで
持っていき、部屋で食べていました。
(そういう事をしているのは私だけ)

1人で自分の部屋で食べるメリットは

変な事言わないように、
話すタイミングは大丈夫か?不自然な反応をしていないか?

と、人に気を遣わなくていいし、

誰とも話さなくていいし、
病院では色々な人がいて気疲れするので
1人で部屋で食べるのは気楽でした。

坊っちゃんが食事中にグズっても
1人部屋なら早く静かにさせないと、という気持ちに
ならないで済みました。