こんにちは
篠窪の隣町にある四十八瀬川は瀬と言うように普段は人が渡れるくらいの水が流れています。
普段、孫たちは田植えをした後は、泥んこのなった体を四十八瀬川の中に入って洗い流します。
そんな長閑(のどか)な川です。
しかし、暴れ川としても有名で、大雨の後は濁流が流れます。
上流側は、川の横に家が建っていない幅の広い田んぼがあります。
巨大な水量になると広い田んぼは「田んぼダム」として働き、水量を蓄え、下流の災害を防ぐ先人の知恵が活かされているように思います。
246号沿いに流れる四十八瀬川は川幅が極端に狭くなりますが、過去の濁流によりクネクネと蛇の様に曲がっています。
有名な矢倉沢往還道も雨の時に四十八瀬川が渡れないとの理由で、現在篠窪(山道)側に替わったいきさつがあります。
四十八瀬川の濁流の影響で、渋沢と新松田間を走る小田急線の線路の護岸が濁流で崩れ、電力柱が傾いてしまいました。
小田急線の秦野~新松田が運休となりました。
当然にロマンスカーも運休となりました。
あまりにも回復が早かったので、どのように回復させたのか本日、災害現場を確認に行ってきました。
護岸用コンクリートが破壊され線路下の土砂が流れ出したようです。
回復は、現状の車両を動かすために「土嚢を積んだ状態の仮復旧」の状態でした。
今後本格的にコンクリートで護岸補強する作業があると思えます。
川の中に落ちた破壊されたコンクリートを見ると、ウエハウスのチョコレートの様に、 コンクリートがポキポキといとも簡単に折れています。
鉄筋は入ってないのと不思議な工法の様に見えました。
台風後の四十八瀬川の写真を撮影して来ました。
↑ 四十八瀬川の川幅が狭い場所では、コンクリートが破壊され土が浸食。 コンクリートがポキポキ
【渋沢駅の張り紙】
↑ 遠くに見える丹沢から四十八瀬川に雨水が流れてきます
↑ 代行バスのお知らせ
↑ 災害現場の回復状況のお知らせ
【台風後の四十八瀬川の様子】
↑ 上流側の写真 草がなぎ倒され水量も多い
↑ 橋に残るゴミの跡で水位がわかります。 普段見たことが無い相当の水量です。
すぐそばのお宅の方は、いつ浸水するか心配で寝れなかったとおっしゃっていました。
↑ 四十八瀬川の上を小田急線が走っています。
【災害現場の様子】
↑ 四十八瀬川に極端に近い場所があり、そこが災害現場でした。
↑ GOOGLE EARTH で見るとおきるべきして起きた場所と言えます。
今のままだと改修しても同じことが起きますね。 川幅が狭く水が流れる場所が確保されていません
↑ 復旧の様子。 土嚢を積んだ状態への回復で仮復旧と言える。
↑ 仮復旧した場所の横をロマンスカーが通る。 (R246側から線路側を見ている)
↑ 護岸コンクリートがボキボキに折れて川の中に沈んでいた。
↑ この近くも相当の雨が降ったようで山の土砂崩れが見えます。
【普段の四十八瀬川の様子】
普段は田植えや稲刈りをして楽しんでいます。
↑ 上流は県立秦野戸川公園の近くで第2東名の工事をしています。
↑ 散歩コースでもあります。
↑ 四十八瀬の名のごとく、48もの瀬(渡れる川)があります。
↑ 田植えの跡は四十八瀬川の中で洗い(遊び)ます
【その他】
時間が許せば「NPO法人しのくぼ」のホームページも見てくださいね。
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