こんにちは
先日、隣町二宮町の子供イベントに参加する孫たちを送って行きました。
そこは東京大学果樹園跡地であり、研究の為か不思議な木たちが
今も残っています。
一番びっくりしたのは北原白州の歌でも知られる「カラタチ」です。
種から育てたミカン類は棘がありますが、サボテンの棘も比べ物に
ならないほどの強烈な棘です。
もう鋭利(えいり)な小刀を縛り付けたような凄い様子
監獄の鉄条網より恐ろしい感じです。
12月になって黄色い実がついていましたが、棘が怖くて
ちぎることはできません。
もしかして実った果実が裂けて種が落ちるまで守るのが
棘の役目かも。
今でも大事に残っているのは、北原白州の歌でも知られる
「カラタチ」の歌のお陰かも。
↑ 2012年 京大学果樹園跡地でまだ環境が残っていました
↑ 2012年 果樹園がグランドに替わりました
↑ 2020年 どんどん変わっていきます
↑ 2023年(現在) カラタチの木は一部だけが残されています
↑ 凄い凶器の様な棘
↑ 天辺だけに実が残っています
北原白秋が童謡にうたった「カラタチ」
「からたちの花」北原白秋
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
からたちのとげは痛いよ。
青い青い針のとげだよ。
からたちは畑の垣根よ。
いつもいつも通る道だよ。
からたちも秋は実るよ。
まろいまろい金のたまだよ。
からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかったよ。
・・・棘がいっぱいのカラタチに対しても
優しい心が読み取れます。
北原白秋の歌はいつも感動します。
【カラタチの木と実】
「からたちの花」の聴き方、読み方(以下クリックしてください)
「からたちの花」(山田耕筰:北原白秋の詩の意味)
「からたちの花」森麻季 さんの歌】
【超懐かしい石梨】
約60年ぶりに見た石梨
硬くてジャリジャリしていたな・・・
↑ 木が細いので落ちるのを拾って食べていました。
もぎたてのまだ堅い「洋ナシ」に似た感じでジャリジャリします。
↑ 硬くて鳥も食べないのかも
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