形之医学・しんそう療方 小石川院長 エッセー

昭和の頃、自然と野遊び、健康と医療のことなど。

1万個の実をつけるトマトの話から(Ⅰ)

2011-12-24 14:03:01 | Weblog
数年前の産経新聞に筑波大学名誉教授、村上和雄先生の話が載っていた。

「 生態系の高度なレベルの、有機的な秩序を保つ自然原理 」
 について先生は書かれている。


1万個の実をつけるトマトの木は、遺伝子の組み換えをしたものではなく、
普通のトマトの木だという。 これは、以前に私もテレビで見たことがあった。 
1本の木から何千もの枝を出し、そこに実をつけている様子は圧巻だった。


この秘密は<人工的な水>だからできることで、 もし<自然の土>の中だと
出来ないそうだ。 1本のトマトの中に、1万個もの実を成らせる遺伝子情報が
書き込まれていることも凄いが、なぜ、自然の中ではそれだけの実が成らないのか? 

それは、
「 生態系全体の中で< 適正な成長規模 >を守り
 全体の循環の連鎖を保つため 」 と書かれている。

そして 「 大自然の偉大な力、サムシング・グレートにより生かされていること 」、 
地球生物の中の一つ、人類の危惧についても。

-続く-



形之医学・しんそう療方 東京小石川
http://www.shinso-tokyo-koisikawa.com/




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