おはようございます。しおざわ治療院の塩澤です。
日常生活では、常に腕を前に出すしぐさ(PC作業等)が多い為、肩が前方へ変形してしまいます。
正常な位置
前方へ変形した位置
その為鎖骨から脇まで通っている神経が圧迫され、手や肩に痛みが発生してきます。
ですので普段から肩を開くようにしなければなりません。
ここで注意すべきことは、手のひらを開いても方は開かないということです。
赤い矢印の肩は前方へ変位しています。
黄色い矢印の手のひらは親指が内側を向いています。
大抵の方は肩を開こうとすると下の写真のようになります。
赤い矢印の方は前方へ変位したままです。
黄色い矢印の手のひらは親指が外を向いています。
肩を開こうとしているのにこれでは意味がありません。
では、どうすればいいのか?
答えは下の写真を見てください。
肘を90度曲げ肩の高さまで上げます。
この状態で肘から先をベッドの外に出し、腕の重さで肩を開くようにします。
ベッドが無い場合は、この状態で壁や柱に肘から先を付け、肩を開くようにしましょう。