皆さんこん〇〇は、しおざわ治療院 治鍼堂の塩澤です。
暑い(日差し)のに寒い(風)という変な天候のせいで、体調を崩している方が増えてきています。お気を付けください。
さて、私たち医療従事者は、患者様の現在の状態を把握し、それを良い方向へと導くのが仕事だと私は思っています。
例えるなら、腰が固まり腰の神経を圧迫し、臀部や足の筋肉が緊張し硬くなります。
そうすると筋肉が血管や神経を締め付け、さらに筋肉が硬くなります。
これがずっと続いていくと、神経の周りの細胞が死滅(アポトーシス)していき管ができます。
神経への圧迫が無くなるので痛みは消えます。
痛みが無くなったので良くなったと思われがちですが、実はもっと悪くなっているんです。
どんどん悪い方向へ向かってしまっているということです。
そんな状態を良い方向へ向かうようにするのが我々の仕事なんです!
悪くなり過ぎて痛みが無くなってしまった状態を緩めていくと、今度は痛みが出てきます。
そのまま続けて緩めていくと、痛みはだんだん少なくなってきます。
痛みが無くなるくらい緩んだら終了。では無く、ここからが大変です。
今度はその状態を維持しないといけないんです。
どのくらい維持すればいいかというと、人によっても違いますが、1~2か月間緩んだ状態を維持してください。
そうすることによって、今度は良い方向へ向かうようになります。
つまりは痛みが治まってからが勝負なんです!
痛みが治まってからも1~2か月は1~2週間に1回は通うようにしてください。
良い状態が維持できるようになったら、大抵の方は1か月に1回で大丈夫です。
痛みが治まってからが勝負だということを覚えておいてください!