ひげログ

髭の透析患者

本当にあったやや怖い話

2010-07-11 | 日記


金曜日のこと。

透析中、ふと向かいに目をやると、

看護士君が返り血を浴びて真っ赤っかになってました。

その瞬間は見逃したんだけど、

針を抜いた際にモロ顔面にぶっかけちゃったみたい。

看護士はやっぱり危険をともなう職業ですねぇ。

でも衝撃的なのはその後。

看護士君はごく普通のからだふきタオル(ウエットティッシュ)で、

顔や白衣に付いた血を一生懸命拭き拭き。

その後は前髪を何度も何度も拭き拭き。

おばさん看護士さん達は「あら、やっちゃった」って感じでにこにこ。

これでいいのかいな?

常識的に考えたら、

看護士君をとっとと着替えに行かせて、

こぼれた血をみんなでアルコール消毒するのが当然なんじゃ?

しばらくしてダイアライザー付近の血を拭き拭きしだしてたけれど、

...透析患者は見た!

手には例のからだ拭きタオル。

なんだか怖くなりました。

今の病院、けっこうシーツや毛布カバーに血が付いてたり、

床に血がぽとぽと落ちていたことが何度かあったんだよねぇ。

忙しいのはわかるけど...

幸いにもこの病院には危機管理担当みたいなおばさんがいて、

時々来ては目でなめまわすように透析室をチェックして行きます。

この日も、たまたま血ぶっかけ事件の数分後に来たんだけど、

おばさん床の血を見逃しませんでした。

...ふぅ。