金曜日のこと。
透析中、ふと向かいに目をやると、
看護士君が返り血を浴びて真っ赤っかになってました。
その瞬間は見逃したんだけど、
針を抜いた際にモロ顔面にぶっかけちゃったみたい。
看護士はやっぱり危険をともなう職業ですねぇ。
でも衝撃的なのはその後。
看護士君はごく普通のからだふきタオル(ウエットティッシュ)で、
顔や白衣に付いた血を一生懸命拭き拭き。
その後は前髪を何度も何度も拭き拭き。
おばさん看護士さん達は「あら、やっちゃった」って感じでにこにこ。
これでいいのかいな?
常識的に考えたら、
看護士君をとっとと着替えに行かせて、
こぼれた血をみんなでアルコール消毒するのが当然なんじゃ?
しばらくしてダイアライザー付近の血を拭き拭きしだしてたけれど、
...透析患者は見た!
手には例のからだ拭きタオル。
なんだか怖くなりました。
今の病院、けっこうシーツや毛布カバーに血が付いてたり、
床に血がぽとぽと落ちていたことが何度かあったんだよねぇ。
忙しいのはわかるけど...
幸いにもこの病院には危機管理担当みたいなおばさんがいて、
時々来ては目でなめまわすように透析室をチェックして行きます。
この日も、たまたま血ぶっかけ事件の数分後に来たんだけど、
おばさん床の血を見逃しませんでした。
...ふぅ。