ところかわれば

先週結果的に３つの異なった病院で透析をしました。

病院がかわると透析も全く違うものに感じるものですねぇ。

手順等の違いはありますが透析自体にかわりがないので、

主な違いはベットや透析室の大きさだったり、

看護士さん方のキャラだったりします。

今一時的にお世話になっている札幌の病院は、

宮城で受けた２つの病院とはあまりにも違いました。

○順番取りがない。なのにスムーズ。
○穿刺時、患者１人に看護士１人。
○低血圧防止のために血液の温度を下げたりしない。
○透析食(糖尿食)のおかずがメインの他に小鉢が２種類も。(笑)
○箸の他にスプーンとフォークもついてくる。
○ベットが広い上に隣とも２ｍ近く離れている。
○患者用に氷が用意されている。

要するに、僕が思うに、限りなく理想に近い透析のような気がします。

北海道ってどこもこんな感じ？ここが特別？

それとも宮城がこちゃこちゃしているだけ？(汗)

いずれにせよ、宮城に帰るその日まで、

広い北海道の地でこの夢のような透析が続きます。

ありがたいです。

おしゃれ坊主

両親の避難先と電話が通じるようになったのはうれしいのですが、

毎朝かかってくる母からの電話の第一声が「散髪しろ」。

僕としては、まだお風呂にも入れずにいる被災地にいる方々を思うと、

この時期に散髪なんて贅沢過ぎる気がして考えられません。

とは言え、たしかに頭も髭もぼさぼさ。

札幌でこんな感じだと単なる不潔。

熊と間違えられて捕獲されても嫌だしね。(笑)

てなわけで近所を散策がてら床屋に行って来ました。

普段は自分でバリカンで丸刈りにしていたのですが、

さすがに札幌で田舎臭い丸刈りじゃねぇ。

そんなことを話しながら理容師さんにおまかせしたら、

なんということでしょう、

ハサミを使った今風のおしゃれ坊主に大変身。(汗笑)

髭もきれいに整えてもらいセクシー度もアップ。(爆)

洗髪時の頭皮マッサージと

顔剃り時のホットタオルが気持ちよくて、

全身が癒される思いでした。

被災地のことを考えたら、ホント、贅沢すぎて申し訳ないです...

頭もスッキリしたし、

あとは両足の筋肉痛を病院までになんとかしなくては。

栄養指導

昨日、朝に突然病院から電話が。

またも「やっぱりお断りします」とでも言われるのでは？とびくびく。

結局栄養指導の件で、ホッ。

でもまさか疎開先で栄養指導とは!?(笑)

「自分で調節して食べますから同じ物でいいです」と言っておいたんだけど、

おばさん、僕が来てからいろいろな本を読みながら毎回特別食を作ってくれています。

そんなおばさんが栄養指導に招待されたもんだから、もうノリノリ。(笑)

僕も一応同席したのですが、栄養士さんの話を聞くおばさんの目がキラキラしていました。

負担に感じず楽しんでやってくれているのがなにより。

ちなみに初通院は迷子にもならずに無事完了。

ただ透析直後のウォーキングは想像以上につらかった。

後半はだいぶ楽になったので、やっぱりもう少し休んでから出発した方がいいのかもね。

...セブンに立ち寄った後急に元気になったのはなぜ～？(笑)

とにかくこのサイクルに早く慣れなくちゃ。

初通院日

今日から一時的な北海道での透析生活が本格的に始まります。

火木土の夜透析。

おじさん宅から病院までは片道50分。

昨日下見がてら病院まで一人で行ったのですが、着いた頃にはへとへと。

帰りに別ルートを試したら迷うわ迷う。

よけいな距離を歩いてしまって今朝は足がぱんぱん。

毎回こんな感じだったらけっこうきついかなぁ。

でも透析場所があるだけでも幸せなのだから、

多少の不便さは我慢しなくちゃね。

ホントに別世界

今日はおじさんに案内され札幌駅周辺へ買い物に。

本当は近くのコンビニで地図さえ買えれば僕はよかったのだけれど、

おじさんが駅前のデパートに行くというのでついて行くことに。

昨日４時間透析したけれど、

八十近いおじさんの歩くスピードに全くついてゆけませんでした。

体力もだいぶ落ちてしまったみたい。

駅周辺では普通に店は開いていて、大勢の人たちが普通に買い物していました。

特にデパ地下はすごかった。

歩くのもままならない人混み。

売っているのはおいしそうなものばかり。

毎日か北海道展、だものねぇ。

誘惑には屈せずデパ地下を出て、

書店で地図を３種類購入して帰宅。

...おじさんに焼きそばごちそうしてもらいはしましたけど～。

久しぶりに長い距離を歩いたせいか、人混みに酔ったせいか、

帰宅後は夕食もとらず布団にもぐってしまいました。

しばらくしておばさんにたたき起こされると、

なんと両親からの電話！

電話と電気がやっと数分前に回復したとのこと。

両親の元気な声を聞けてうれしかった～。

水はまだまだのようだけど、ひとまず安心。

電話を切った後、久しぶりに熟睡できました。