宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

ハーベイ 1796 コレクション パロ・コルタード

2019年07月10日 13時46分16秒 | 酒のこと

 私はシェリー酒が好きです。
宝島に1本だけ残った未開封のこのシェリー。

ハーベイ 1796 コレクション パロ・コルタード

という品ですが、なんと、ネット全盛の今の世なのに、グーグル検索にチラリとも上がってきません。
画像も1枚も。



 「ならば」と、我がブログにアップしておくことにしました。










 ハーベイ社と言えば、ブリストル・クリームが著名ですね。
「クリームのようになめらか」という酒名の通り、まさに甘口シェリーの入門編とでもいえましょうか。
私の甘口の入り口は、それでした。
因みに辛口のそれは、ティオ・ペペです。



そのハーベイ社が創業した年、1796をネーミング。
コレクションとしてラインナップした中の一つが、このシェリーなのだろうと想像します。
アモンティリャードの繊細なブーケとオロロソのボディーと味わいを持つパロ・コルタド(今は伸ばさないようです)が、これまた希少。
宝島に20年以上は保存されていたオールド・シェリーです。



 我が国民にとってのシェリー酒は、まだ理解の範疇に入っておらず、オークション・サイトにも大したものは上がってきません。
しかし、未開封で現存するこの品、もしかすると、とんでもない価値があるかも知れません。

なので、もう少し手元に置いておきたい未練もあります。

が、「チュー太郎」のお客様のご要望を受け、この日曜日に開栓するつもりです。

「飲んでナンボ」ですもんねえ・・・




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