
東京の国立美術館のミュシャ展では、スラヴ叙事詩全20作が展示され、大盛況だったそうですが、見たかったなぁ…
こちらは、それほどの規模ではありませんが、オリジナルのリソグラフやポスターに加え、下絵や油絵等75作品が展示され、大変に見応えがありました。普通にミュシャの絵はきれいだと思うけど、ま、特に好きってんでもないなー、と、思ってたけど、撤回します。オリジナルの柔らかく微妙なグラデーション、優美なライン、絢爛たる装飾にノックアウトされました。今後は、ミュシャ好きを名乗ります。
鼻息荒くして、海野弘さんによる豪華解説本も買っちまいました。私的には高価で、かなり悩んだのですが、アメリカの美術館で日本語の本が専門書として売っているのが何か嬉しく、印刷の質もとても良かったので、つい… 本当に奇麗な本です。
展示室で最初に出会うのは、出世作「ジスモンダ」のポスターです。その左下の余白に、とても気になる点がありました。眼鏡をかけた犬(?)が大きな本で調べ物をしている絵と、たぶんフランス語の落書きがあったのです。後で美術館の方に尋ねてみましたが、何のこと?って、感じでした。誰かがこっそり描いたのか?いつものように、特別展示は撮影禁止ですが、あの落書き(?)は撮っておきたかったな。
DAIにフェイスブックを通して、質問したのですが、返事はないです…orz
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