わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

鉛筆はHBでしたか?

2018-08-07 | 日記
最近の小学生はHBの鉛筆を使わないの?」より
 世間からHBの鉛筆が消えてきているようです。
 文部科学省では小学生が使用する鉛筆の濃さについて特に指定はしていません。Bか2Bと指定している小学校が多いようです。
 その理由は小学生の子供の筆圧が弱くなってきていて、HBの鉛筆で字を書くと、文字が薄くて読めないからだそうです。
 筆圧が弱くなっているのは、生活が便利になり過ぎて、日頃から手をはじめとして、体を使わなくても済むようになってしまった結果のようです。
 特に、スマホやゲーム機などの普及で、指でこれらのものを操作はするけれど、指に力を入れる経験が圧倒的に少なくなってきたのが、子供の筆圧が弱くなってきた原因だと指摘する専門家もいます。
 小学校での鉛筆の指定がBや2BになるとHBの売り上げが落ちるので、鉛筆メーカーの方でもB以上の濃さの鉛筆を多く生産するようになっています。
 かつてHBといえば、基準となる鉛筆とされ、鉛筆の全生産量の半数ほどを占めていましたが、現在では全体の2~3割にまで生産量が下がっています。そして、2Bの生産量が現在では一番多くなっているのです。

 私が子供の頃、未だワープロもPCも存在しておらず、タイプが打てるのは特別なスキルだった頃、鉛筆はHBと決まっておりました。小学生の頃、かっこいい絵柄の鉛筆を友達同士で交換するのが流行っていましたが、そんな「特別な鉛筆」も、みんなHBがお約束でした。

 ところが今では、小学校で使う鉛筆はBか2Bがデフォなのだそうです。手の内側横が真っ黒になっちゃいそうですが、その理由は、小学生の筆圧が弱くなって、HBで書くと字が薄くて読めないから、なんだそう。上の引用からの繰返しですが、生活が便利になりすぎて手を使う機会が減り、指に力を入れる機会が減ったのが、その原因らしいです。正直、そんな事を考えたことすらもありませんでした!

今に人間も、こんなんになっちゃう?

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2 コメント

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タイトルに目が留まり ()
2018-08-16 18:12:26
はじめまして、shirowaniさん。

勤め人時代(だいぶ昔になりましたが)は、Bを使用していました。
紹介の画像のような鉛筆ではなく、先に消しゴムが付いている鉛筆です。
現在は鉛筆の出番は少ないのですが、Bか2Bを使っています(消しゴム付きは変わりませんが)。
質問にはありませんが、鉛筆を削るのはいまは(持っていますが)さすがに肥後守ではなく、カッターで削っていますが。
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裕さん (わに)
2018-08-17 06:14:52
読んでくださって有難うございます。
お仕事でBを使用とは、製図を引かれてたお方でしょうか?
 私も、日本ではずっとピンクの消しゴムが付いた、黄色い鉛筆を使っていましたが、この頃はシャーペンばかり。便利な消せるボールペンも普及しているし、なにより自分で字を書くことが余りなく、考えてみれば、鉛筆を使う機会が、殆どなくなってしまいました。
 ちょっと書いただけで、手が疲れるようになってしまって、今どきの小学生を笑えません。
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