と、偉そうに書いていますが、実際にデトロイトに行ったわけではなく、高速道路で通りすがっただけなのですが。かつてBIG3のお膝元として栄えた自動車の街が、今やすっかり廃れて廃屋が立ち並ぶ様子は日本でも伝えられていますが、手入れの行き届いたお屋敷の立ち並ぶ、私は郊外の裕福なエリアしか行ったことがなく、本当にデトロイトって、そんなに廃れてるのかな?と、思っていたのです。郊外のお屋敷はきっと、大都市デトロイトで働いている人達が住んでいるのでしょうし、製造業が衰退して、ブルーカラーの中流層は困窮しているにしても、立派なお家に住んでいる人達を支えている経済が存在しているのですから。
ですが、市内に入ると、高速沿いに廃屋が目立つようになりました。でも、打棄てられて窓にベニヤ板が貼ってあったり、焼け焦げ他外壁だけになっている家がずっと続くのではなく、人が普通に住んでいるらしき家の合間に、廃屋が挟まれているのが、更に荒涼感を醸し出し、異様な光景でした。
一方で、フォードやクライスラーの巨大な工場を筆頭に、多くの工場から、元気よく煙が上がっているのも見えました。大きな工場は未だに稼働しているようです。ニュースで取り上げられる、廃業・休業した工場は高速沿いではなく、もっと街中の中・小企業の工場が主なのかもしれません。
デトロイトの南、ミシガン州とオハイオ州の州境近くでは、ジープの新工場が建設中。メキシコへの工場移転は許さんと息巻くトランプに、アメリカ国内の雇用を移すのではなく、メキシコ向けの軽の工場を新設するんだとトヨタは反論しましたが、フォードのメキシコ移転中止は、派手なパフォーマンスにすぎないのではないかという気がしてなりません。
フォードは、メキシコの工場新設を止め、ミシガン州の既存工場で、EVと自動運転車を追加生産するそうです。メキシコ生産の利点は、アメリカより破格に安い人件費。関税で低賃金の旨味が相殺されれば、わざわざ輸送費がかかり、品質も不安(問題になったタカタのエアバッグもメキシコ製品でした)なメキシコでの生産をする理由は何もない。かわりに、高度に自動化した工場をアメリカに作ったほうが有利でしょう。
それにしても、メキシコでは小型車を作る予定が、EV・自動運転車に入れ替わってるのって、元々、追加生産の予定があって、トランプが息巻いてるから、トランプ支持者の皆さんへのパフォーマンスとして、あたかもアメリカ生産に切り替えたように演出してんじゃないの?ってのは疑いすぎ?
フォードは、この既存工場の追加生産で、700人分の雇用を創造できるといいますが、特に精密さが要求されるEVや自動運転車の生産ラインは自動化され、エンジニアやプログラマーの需要は増加すると思います。だから、700人と言っても、全てが、トランプ支持者の期待するライン工の雇用ではないでしょう。たとえ初期的にブルーカラー中所得層の雇用が増えたとしても、企業が組合側に対して何の対策も打っていないはずもないので、結局は、期待は裏切られるのではないでしょうか?それに、フォードの追加生産は2020年からですから、3年もあれば「事情が変わりました~」って、口約束を覆せるよね。
ところで、泊りがけの出張では、ホテルのお風呂が楽しみです。うちのお風呂は給湯器が小さくて、湯船の30cm程度しかお湯が張れないので。今回のホテルは新しく清潔だし、お洒落だったけど、湯船がなくて、湯量や強さ、向きが調整できるシャワー付の広いシャワー室だけでした。床にバスタオル敷いて、座り込んで打たせ湯しちゃったよ。部屋掃除の人ごめんなさい(チップ多めに置いたから許して)。
実際、アメリカでお湯に浸かる客は少ないだろうし、シャワーだけのほうが理に適っているのでしょう。今後、ビジネスホテルは、この方向に向かいそう?私的には悲しいわ(T▽T)
ですが、市内に入ると、高速沿いに廃屋が目立つようになりました。でも、打棄てられて窓にベニヤ板が貼ってあったり、焼け焦げ他外壁だけになっている家がずっと続くのではなく、人が普通に住んでいるらしき家の合間に、廃屋が挟まれているのが、更に荒涼感を醸し出し、異様な光景でした。
一方で、フォードやクライスラーの巨大な工場を筆頭に、多くの工場から、元気よく煙が上がっているのも見えました。大きな工場は未だに稼働しているようです。ニュースで取り上げられる、廃業・休業した工場は高速沿いではなく、もっと街中の中・小企業の工場が主なのかもしれません。
デトロイトの南、ミシガン州とオハイオ州の州境近くでは、ジープの新工場が建設中。メキシコへの工場移転は許さんと息巻くトランプに、アメリカ国内の雇用を移すのではなく、メキシコ向けの軽の工場を新設するんだとトヨタは反論しましたが、フォードのメキシコ移転中止は、派手なパフォーマンスにすぎないのではないかという気がしてなりません。
フォードは、メキシコの工場新設を止め、ミシガン州の既存工場で、EVと自動運転車を追加生産するそうです。メキシコ生産の利点は、アメリカより破格に安い人件費。関税で低賃金の旨味が相殺されれば、わざわざ輸送費がかかり、品質も不安(問題になったタカタのエアバッグもメキシコ製品でした)なメキシコでの生産をする理由は何もない。かわりに、高度に自動化した工場をアメリカに作ったほうが有利でしょう。
それにしても、メキシコでは小型車を作る予定が、EV・自動運転車に入れ替わってるのって、元々、追加生産の予定があって、トランプが息巻いてるから、トランプ支持者の皆さんへのパフォーマンスとして、あたかもアメリカ生産に切り替えたように演出してんじゃないの?ってのは疑いすぎ?
フォードは、この既存工場の追加生産で、700人分の雇用を創造できるといいますが、特に精密さが要求されるEVや自動運転車の生産ラインは自動化され、エンジニアやプログラマーの需要は増加すると思います。だから、700人と言っても、全てが、トランプ支持者の期待するライン工の雇用ではないでしょう。たとえ初期的にブルーカラー中所得層の雇用が増えたとしても、企業が組合側に対して何の対策も打っていないはずもないので、結局は、期待は裏切られるのではないでしょうか?それに、フォードの追加生産は2020年からですから、3年もあれば「事情が変わりました~」って、口約束を覆せるよね。
ところで、泊りがけの出張では、ホテルのお風呂が楽しみです。うちのお風呂は給湯器が小さくて、湯船の30cm程度しかお湯が張れないので。今回のホテルは新しく清潔だし、お洒落だったけど、湯船がなくて、湯量や強さ、向きが調整できるシャワー付の広いシャワー室だけでした。床にバスタオル敷いて、座り込んで打たせ湯しちゃったよ。部屋掃除の人ごめんなさい(チップ多めに置いたから許して)。
実際、アメリカでお湯に浸かる客は少ないだろうし、シャワーだけのほうが理に適っているのでしょう。今後、ビジネスホテルは、この方向に向かいそう?私的には悲しいわ(T▽T)
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