万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
今日、紹介するは、生き物を詠んだ コオロギ(蟋蟀、蛬、蛩、蛼) の歌です。
万葉の時代は、「蟋蟀(こほろぎ)」と呼ばれています。
万葉集/巻8-1552 作者/湯原王(ゆはらのおおきみ)
夕月夜(ゆうづくよ) 心もしのに 白露の
置くこの庭に こほろぎ鳴くも
【意味】月の出ているこの夕べ 心もしおれてしまうほど
白露置いたこの庭に コオロギの鳴く声がする
※「夕月夜」月の出ている暮れ方。
※「しのに」しおれるばかりに。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。
※写真は、「エンマコオロギ」/無料(フリー)写真素材を使用
※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用
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古希のおじさんです
「万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。」
私の趣味はビーチコーミングです
拾い集めた貝殻で花、犬、コアラ、動物などを製作し楽しんでいます