毎月28日『ニワトリの日』です。
万葉集には、鶏(ニワトリ)を詠んだ歌があります。
今日は、生き物を詠んだ 鶏(ニワトリ) の歌です。
万葉の時代は、「鶏(かけ・とり)」と呼ばれています。
万葉集/巻12-3094 作者/不明
物思(おも)ふと 寝(い)ねず起きたる 朝明(あさけ)には
わびて鳴くなり 庭つ鳥さへ
【意味】思い悩んで苦しくて 眠れないまま起きていた
夜明けごろにはわびしくて 鶏までが鳴いている
※「朝明」早朝。夜明け方。
万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。
※写真は、無料(フリー)写真素材を使用。
「ニワトリの日」の由来は、日付は「に(2)わ(8)とり」(鶏)と読む語呂合わせから。鶏肉・鶏卵の消費拡大が目的。記念日の名称は「ニワトリの日」や「鶏の日」などの表記も見られる。
日本養鶏協会など養鶏関係者が1978年(昭和53年)6月に制定。
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