ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

羅漢たちの音楽会

2014-07-26 13:57:07 | 史跡

羅漢たちの音楽会

in 喜多院・五百羅漢

穏やかな表情である。

打ち鳴らすのは、鐃祓と銅鑼? 詳しくないので間違っているのかも知れない。
仏教に、音楽はつきものだが、打楽器に偏っている。
梵鐘は、時刻を告げるが、その響きを聴く者は一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳があるとされる。
木魚は、読経をするときに打ち鳴らすことで、リズムを整える。あるいは、眠気覚ましの意味もあるのかも知れない。
鈴もある。縁を棒で打ち鳴らす。勤行の際に、経典などの読誦の開始・区切り・終了の合図として打つらしい。
不思議なことに、旋律を奏でるものがない。
仏教発祥の印度では、梵鐘がない代わりに角笛(ホルン)のようなものを見たことがあった。
羅漢らの姿がかっての日常とすれば、あながち陰気くさくないのかも知れない。

 鐃祓・・ニョーハチ(シンバル)、銅鑼・・ドラ(太鼓

 

コメント
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