色づく公園 ・・・
○ 初紅葉とて 薄々と ありそめし ・・汀子
紅葉 ”だんだん” ・・・
稲畑汀子の初紅葉の句 ・・・
この「ありそめし」は、難解である。
○蝋梅の香の一歩づつありそめし 稲畑汀子
これも、稲畑汀子の句であり、汀子は「ありそめし」を多用する。
だが、「ありそめし」は巷では余り見かけないのだ。
要するに意味不明だが、汀子の俳句に登用されると、にわかに輝いてくる。
そこで、普段使っていない凡人の脳みそを、最大限活用して解釈を試みると ・・・
「あり」を「存在」とか「存在感」として、
「そめし」を「だんだん増してくる」とすると、・・・
・初紅葉 の句は、紅葉の色がだんだんと増してくる情景が ・・・
・蝋梅 の句は、蝋梅の香りがだんだんと増してくる情景が ・・・
・・・ 眼前に映し出されるようだ。
僕は稲畑汀子なる人を知らない。知らないが、この句は秀逸。
色づく 木の実
秋の公園は 小鳥たちの”食料の宝庫” ・・・”サンザシ” ・・常磐山査子か?常磐というからには、紅葉しない灌木か?
小鳥が群れているのを見かけるが、人が食べれるのか ・・?
近いうち 安行の”紅葉園”と 11月に、飯能の”能仁寺・天覧山”に、紅葉を見に行きます。