二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

8/05(土) SEA(H) 第3戦

2023-08-06 | 試合の感想
Game Day https://www.mlb.com/gameday/mariners-vs-angels/2023/08/05/717109/

・大谷翔平は休ませるべき。

  LAAは負け続けており、「自分が何とかしないと」「自分が打たないと」とはやる気持ちを抑えられず、B/Sの見極め、打つべき球の見極めができていない。
 昨日の9回裏の最終打席、今日の6回裏の打席、9回裏の打席を見れば、分かりやすい。SEAは大谷を非常に警戒しており、真中付近の甘いボールが全くない。
 (唯一、打てる球があったのは、第二打席の1球目と7球目で捉えた当たり[107.3mph]だったが、打球角度が低く[17度] HRにならなかった)
 SEA投手陣はストライクゾーンの枠、エッジ付近に集中して投げており、この場合は、打者が打つのは困難だ。
 
  明日のSEA最終戦も同様のエッジ付近の投球が続き、大谷が球を見極めた場合、敬遠気味の四球になるだろう。
 こうした状況下では、かつてのTroutのように辛抱強く甘い球を待ち、後続を信じて四球で歩くしかない。

  TOR戦でチャップマンのベンチでの発言があったように、新加入の選手を加えても、LAAで打撃が期待できるのは一発のある大谷だけである。
 今季就任したLAAのマーカス・テイムズ打撃コーチ(46)※の指導のせいで、打線は初球打ちが多く球数を稼げない、進塁打も打てない、得点圏打率も低い、という厳しい状況だ。
 貧打のSEAが球数を稼ぎ、四球を獲得し、少ない得点機会をモノにする一方、LAAはあまりにも対象的だ。
 LAAが仮にポストシーズンに出場しても、相手のエース、リーグを代表する先発投手には通用しないアプローチであり、結果が出なくなった以上、変更が必要なのは明らかだ。
 ※ Wikiによると、現役時代は「三振が多い上に選球眼が悪い典型的なフリースインガー」「高打率を期待できる打撃技術も持ち合わせていない典型的なプルヒッター」

・初球から振っていいのは、ど真ん中などの甘い球のみ。(振った場合は、Hard Hitで外野に飛ばす)
・2ストライクに追い込まれたら、フルスイングは止め、軽打に切り替える。また、簡単にoutにならず、可能な限りファウルで粘る。
・引っ張るよりも逆方向に打つ。(特に外角の球を引っ張りにいかない)
・先頭打者は出塁を意識する。(特に一番打者に必要なのは長打より出塁だ)

  今、LAAに必要なのは今日の最終回に見せたような、相手投手に対して「ボールを良く見て粘り強く対応する」というスタンスを初回から全員で行うことだ。
 (現在のLAAのラインナップで初球から打ちにいって良いのは、大谷翔平だけである)
 SEAに出来て、LAAに出来ない、ということはない。最終回に出来たのだから、明日の初回からも可能なはずだ。

  現在、大谷翔平は、試合に肉体的に出場可能だったとしても、精神的にメンタルリセットが必要だ。
 (エラーをした野手が次の試合でスタメンを外されているのを見かけるが、DHでは同様のものがない)
 一日試合を休んで、外部から試合を観察するのも、打席での冷静さを取り戻すのに良い機会になる。
 こうしたリセット効果をフィル・ネビルは全く理解していない。大谷はILに入るような怪我を負わない限り、休むことが出来ないという最悪の状況に置かれている。

  明日SEA4連戦・最終戦で4連敗した場合、フィル・ネビンを解任すると良いタイミングだ。同地区、ワイルドカードのライバルに対して、4連敗は絶対にありえないことだ。
 連敗中のLAAに必要だったのは、4連勝であり、悪くても3勝1敗だった。(すでに0勝3敗)
 監督を解任すると、チームは終戦モードに移行するか、ショック療法が効き状況が好転するか・・・解任されなくても、現行では好転する見込みがないのは確かだ。

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